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東京オートサロン2014

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ニューモデル
2019.4.29

「ただ、ただ美しすぎる…」宝石のように輝く4スロ仕様のFA20ユニットを持つチューンド86(ZN6)

宝石のように美しい4連クロススロットル仕様を搭載!

メタルワークで生まれた鉄板ワイドボディも注目

「ありがちな仕様ではつまらない。誰もやってない手法で攻めてユーザーはもちろん同業まで驚かせたい」。これはウエルドのチューニング理念であり、チューナー伊藤篤自身の拘りでもある。そうした強い信念があったからこそ、この超大作が誕生したわけだが、東京オートサロン2014会場での注目度は“凄まじい”の一言だった。

ひっきりなしに業界関係者や国内外のメディアがブースを訪れ、高級ジュエリー店で宝石を眺めるかのごとく、FR-Sに熱い視線を送り続けていたのだ。

「こんだけ注目を集めるとは思ってなかったよ。いろんな人が協力してくれてココまできたから、本当に感謝だね!」とは、伊藤サン。話はそのまま核心へ。「年末返上で作った4連クロススロットル仕様、どうよ!? かなりイイでしょ!?」。

そう、このスーパーチュ―ンドを語る上で絶対に外せないセクション、それが心臓部だ。フルメッキで美しく彩られたFA20ユニット、本体内部こそノーマルのままだが、純正の吸気パートをゴッソリとキャンセルした上、完全オリジナルの4連スロットルを軸としたスポーツインジェクション化を敢行しているのである。

「直列やV型なら、個々の吸気ポートから独立スロットルを生やすだけで絵になる。でも、相手は奇数シリンダーと偶数シリンダーが離れている水平対抗エンジンでしょ。そのままじゃ絵にならないから、インマニを製作してセンター部にスロットルを集結させた、このクロスレイアウトにしたわけよ」。まさに前代未聞のスペック。なお、スロットルマネージメントは電子制御式からシンプルなワイヤー式へとスイッチし、トラストのフルコン“ヴィーペック”でそれらを掌握している。

そしてエクステリア。伊藤さんが認めるカスタムショップ『ニシノボディリペア』で製作されたワイドボディは、もはや芸術の域に達している。会場で果たしてどれくらいのユーザーが気づいたかは不明だが、このエクステリア、何度でもやり直しできる一般的なウレタン造形ではなく、ある意味『一発勝負』の超絶テクニックが必要な鉄板溶接によるメタルワークだったりする。つまり、この複雑なフェンダーデザインやサイドステップ等は、すべて純正とほぼ同じ0.8mm厚の鉄板を熱膨張率まで計算して造形した唯一無二のメタルエアロなのである!

「Rの形状ひとつで全体の見え方が変わっちゃうので気を抜けませんでしたね。伊藤サンのことだからベッタベタのシャコタンで乗るでしょうし、強度やフロントタイヤの逃げも考えましたよ」。そう語るのはニシノボディリペアの西野さん。

ペイントもハンパではない。ハウスオブカラーのキャンディレッドでオールペンされたボディは、15コート以上という信じられない行程もさることながら、すべてに徹底した研ぎ行程を入れる事で、まるで鏡のように美しい光沢感を手にしている。その煌めきは圧倒的で、周囲の展示車両が残念に思えるほどだった。

拘りは細部まで徹底。プラスチック製の純正タイヤハウスは撤去し、鉄板で新設。しかもエンジンルーム側はグラデーションペイント&ゴースト(光の加減でウエルドのロゴが見えるペイント技法)が…。

機能パーツもウエルドらしいチョイスだ。ブレーキはプロジェクトμのモノブロックを前後にインストール。キャリパーはウエルド特注の刻印が入る。さらにローターにもトライバルパターンのスリットを入れ、個性を主張している。リヤウイングはボルテックスのスワンネックを装備する。

ドリフトさせるわけではない、サーキットでタイムアタックするわけでもない。ただ純粋に、時代にあった大人に似合う無国籍ストリートチューンドを作りたいというチューナーの想いでスタートしたプロジェクトだったが、それはある意味、固定概念に囚われ、かつてのような個性を失ってしまったチューナーや業界人達へのアンチテーゼだったのかもしれない。

●取材協力:ウエルド 神奈川県横浜市都筑区早渕1-31-18 TEL:045-595-0855

(web option web option編集部)

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