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パリモーターショー2018

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ニューモデル
2019.11.14

次期型 BMW M3のリアエンドが見えた 現行M3 CSを上回る性能を目指す

現行より軽量でパワフルに

text:Greg Kable( グレッグ・ケーブル)

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)


次期型BMW M3は2020年に発表予定だが、BMW専門ショップのフェイスブック・アカウントに、次期M3の写真がアップされた。偽装のない姿を目にするのは今回が初めてだ。撮影された写真は製造ライン上のようで、今まではっきりしていなかったデザインを確認できる。

写真から判断すると、標準のG20型BMW 3シリーズからの変更点は、トランクリッドのスポイラーにワイドフェンダー、黒いプラスティック製のバンパー下トリムなど。トランクリッド自体のデザインも変更されているようだ。

M3定番の太い4本出しマフラーも付いている。大型のリアディフューザーが装着されるはずだが、それはまだ取り付けられていないようだ。

われわれも期待を寄せる次期型のM3には、3.0L直列6気筒ツインスクロールターボ・エンジンを搭載。大幅にアップデートを受け、最高出力は500ps程度まで高まると考えられる。

BMWの取締役会会長、ハラルド・クルーガーは、2018年のパリ・モーターショーでM3の開発が進んでいることを認めていた。詳細に触れることはなかったが、BMWのエンジニアの話では、現行のM3 CSの460psを上回るパワーを目標としているという。

追加となる馬力は、M4 GTSに採用されている水噴射システムなどによって獲得する模様。シリンダー内の温度を下げ、燃焼効率を高めることが可能となる。パッケージング上の障害もあったと思われるが、既に克服されたのだろう。

ハイブリッドを搭載しない最後のM3

水噴射システムの搭載に伴う車両増は最小限。1585kgのM3 CSより軽量化するという目標の足かせとなる可能性も低い。ルーフパネルなどをカーボンファイバー製の軽量なものに置き換えるだけでなく、G20型3シリーズの基本骨格の軽さも貢献している。

搭載される4輪駆動システムは現行のM5との共通性が高い。だが、車重の増加や機構の複雑さ、コストなどの面で、ハイブリッドを含む電動化技術の導入は見送られている。

一方で2020年に発表となる次期型M3は、電動化技術を搭載しない最後のM3となるようだ。BMW全体での二酸化炭素排出量を減らす目標達成の優先度から、避けられないのだろう。

パフォーマンスの具体的な情報は明らかではない。それでも軽量でパワフルになる新しいM3は、現行型M3 CSの0-100km/h加速3.9秒を上回る鋭さを得ることは間違いなさそうだ。

トランスミッションは6速MTか8速ATがラインナップされるだろう。ローンチコントロール・システムも内蔵し、スタートダッシュの性能は引き上げられるはず。

次期型M3は、高張力鋼とアルミニウムを適材適所で用いた、新プラットフォームのCLARストラクチャを採用。優れたボディ剛性も獲得する。BMW 3シリーズが、クラス最高のパフォーマンス性能を獲得している理由でもある。

M3にはアップグレードされたサスペンションと、より幅の広いトレッドが与えられる。ダイナミクス性能を向上させるにあたり、エンジニアが既に得ているアドバンテージは高い。

(AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN)

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