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パリモーターショー2014

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ニューモデル
2019.9.23

長期テスト フォルクスワーゲン・ポロGTI+(2) 燃費とドライビングモード

積算8323km 自分好みのドライビングモード

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)長期テストに導入間もないフォルクスワーゲン・ポロGTIは、現在最適なドライビングモードの設定を考察中。エコモードは大人しすぎる反面、スポーツモードはパワー感の割にサウンドがうるさすぎる印象。

そのため、個別に調整できるインディビジュアル・モードで最適な設定の組み合わせを探しているのだが、トライ・アンド・エラーの繰り返し。良い組み合わせが見つかり次第、ご報告したい。

積算8978km 燃費はどこまで伸ばせるのか

フォルクスワーゲンが、ポロGTIをゴルフGTIの弟に仕立てたいという狙いは、ボンネットの中に搭載されたエンジンを見れば明らか。短いエンジンルームの中にはフォルクスワーゲン・グループのEA888ユニットが搭載され、ホットハッチと呼ぶには不足のない最高出力と最大トルクを発生する。

強力なユニットを搭載するにはコストもかかる。車両価格だけでなく、燃費の面でも影響は少なくない。ホットハッチを購入しようと考えている場合、さほど深刻に捉える要素ではないにしろ、満タンの燃料タンクでどこまで遠くまで走れるのかは、実用性にも関係してくる。特にA・Bセグメントに属するコンパクト・ホットハッチが候補なら、資金面での縛りは1クラス上のモデルよりも厳しいはず。

交通状況や運転の仕方で大きく変わる燃費

以前に確認したロードテストでは、高速巡航走行時の燃費は16.5km/Lで、サーキットを本気で走らせた場合は4.9km/L。ロードテストでの平均燃費は12.9km/Lとなっている。ここ数ヶ月、長期テストとしてポロGTI+に試乗して数千kmを走行しているが、これまでの燃費もほぼ同じ結果だといえる。

運転状況で大きく燃費が変化することは、上記の数字でも明らか。筆者はロンドンの環状道路、M25号線の内側に住んでおり、AUTOCARの入るビルまで数kmという距離をクルマで通勤している。だからほぼ毎日の運転は、都市交通におけるストップ・アンド・ゴーの繰り返し。

この環境では、オンボードコンピューターで平均燃費14.1km/Lを超えることは至難の業。実際は11.5km/Lくらいにまで落ちそうになってきた。反面、郊外の道や高速道路を長距離走行させれば、エンジンの低回転域を多用しシフトアップも早くなるエコモードを選ばずとも、14.1km/Lを超えることも難しくない。

0-100km/h加速6.7秒という加速性能を備えているクルマの割には、悪い数字ではないと思う。「毎日乗れる高性能」としてポロGTI+を選ぼうという読者にも、役立つ数字ではないだろうか。

以前の長期テストで乗っていた、軽量なスズキ・スイフト・スポーツよりも燃費は明らかに悪い。毎日の積み重ねとして長期的に見ると、大きな差にはなってくる。ただし、スイフト・スポーツの場合はポロGTI+よりも馬力では劣るし、燃料タンクが小さく給油する回数は多かった。

都市部での道路環境での燃費を伸ばす

ポロGTI+の最大のライバルとなるであろう、フォード・フィエスタSTの長期テストはまだできていないが、3気筒エンジンが都市部走行中心の軽負荷時にどんな経済性を示すのかは、興味が湧くところではある。

都市の道路環境は、ポロGTI+が搭載するエンジンのパフォーマンスを最大限に発揮することができない場所。燃費も伸びにくくなるという事実はあるが、燃費を伸ばす方法がないわけではない。

ATだからニュートラルでコースティングするということは難しいものの、前方の流れを先読みしたアクセルワークや、エコモードを賢く生かした走らせ方などで、平均燃費は徐々に増やせている。このままどの程度伸びるのか、確かめていきたい。

気に入っているトコロ

デジタル・ドライバー・インフォメーションモニター
非常に沢山の情報表示が選択でき、どれに絞るか悩むほど。

気に入らないトコロ

デジタル・ドライバー・インフォメーションモニター
実際には、選択肢が多すぎるとすら感じる。完璧な表示内容を思案中。

テスト車について

モデル名:フォルクスワーゲン・ポロGTI+ 2.0
新車価格:2万2160ポンド(320万円)
テスト車の価格:2万5345ポンド(365万円)

テストの記録

燃費:13.0km/L
故障:なし
出費:なし

(AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN)

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