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パリモーターショー2014

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ニューモデル
2019.9.21

マツダの新世代SUV「CX-30」が満を持して日本市場デビュー! 239万2500円から

 CX-3とCX-5の間に位置する絶妙なサイズ

 今年3月のジュネーブモーターショーで世界初公開されて話題をさらった、マツダの新たなるコンパクトクロスオーバーSUV「CX-30」。その日本仕様が9月20日、ついに正式発表された。メーカー希望小売価格(10%税込み)は、239万2500円(20S/2WD/6速AT)~371万3600円(X L Package/4WD)。

 クロスオーバーSUVの「CX」シリーズにおいて、初めて車名に2桁の数字が用いられたCX-30だが、その生い立ちと特徴をひと言で表現すれば、徹頭徹尾「CX-3とCX-5の間」を埋めるべく作られたクルマである。

 それをもっとも端的に表しているのが、パッケージングだ。下記の諸元表を見てみると、全高とフロントレッグルーム以外は見事なほど、CX-30のサイズは「CX-3とCX-5の間」に収まっている。

 なお全高に関しては、CX-3がシャークフィンアンテナをルーフに装着するのに対し、CX-30はバックドアガラスアンテナを採用しているため、実質的にはCX-30がCX-3と同等以上と言えるだろう。

 また、日本の道路・駐車場(とくに立体駐車場)環境に配慮し、全高が4400mm以下、全幅が1800mm以下、全高が1550mm以下に抑えられた。そのため、最小回転半径は同じ5.3mを実現し、車両感覚の掴みやすさにもCX-3以上に細部まで配慮されていることと相まって、取り回しの良さはCX-3とほぼ変わらない。

 何より、CX-3ではタイトだった後席とラゲッジルームの空間がまさに“過不足ない”広さとなっている。これは間違いなく、大人4人が乗車する長距離ドライブのみならず、近所でのちょっとした買い物や送迎のときでも、疲れにくさや使い勝手の面で大きな違いを感じるはずだ。なお、後席使用時のサブトランクを含めたラゲッジルーム容量は、CX-3が350L、CX-30が430L、CX-5が505Lだ。

 マツダ3同様にスカイアクティブX搭載グレードもあり!

 そして、基本的なメカニズムを共有するモデルも、CX-3がBセグメントのデミオ(現マツダ2)、CX-5がDセグメントのアテンザ(現マツダ6)なのに対し、CX-30はCセグメントに属する新型マツダ3。この点においてもCX-30は「CX-3とCX-5の間」にキレイに収まっている。

 従ってCX-30もマツダ3と同じく、新世代の車両構造技術「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー」を採用。サスペンションはフロントがストラット式、リヤがトーションビーム式を踏襲する。

 CX-30はマツダ3ファストバックに対しホイールベースが70mm短く、全高が100mm高く、車重がは40~60kg重くなっているものの、ロールの量を適度に許容しつつもスピードは抑えることにより、リニアで意のままに操れる走りを実現した、としている。

 日本仕様に設定されるエンジンは、2Lガソリンと1.8Lディーゼル、そしてマツダ3に続き設定されるSPCCI(火花点火制御圧縮着火)ガソリンエンジン「スカイアクティブX」の3種類。トランスミッションは、2LガソリンとスカイアクティブXが6速ATと6速MTから選べるのに対し、1.8Lディーゼルは6速ATのみ。駆動方式はいずれもFFと電子制御4WD「i-ACTIV AWD」から選択可能だ。

 なお、この「i-ACTIV AWD」には、オフロードなどでスタックした際に空転した車輪へブレーキをかけ、トラクションを確保する「オフロード・トラクション・アシスト」を新たに採用している。

 エクステリアもマツダ3に続き、日本の伝統的な美意識「引き算の美学」に基づいた新世代「魂動デザイン」を採用している。ただしボディ下部にクラッディングを装着し、SUVらしい力強さとクーペライクなフォルム、そして“過不足ない”室内空間を両立しているのは、CX-30ならではの美点だろう。

 ボディカラーはマツダ全体のイメージカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」、マツダ3ファストバックで初採用された「ポリメタルグレーメタリック」をはじめとする全8色構成となっている。

 インテリアも“引き算の美学”に基づき、シンプルかつ洗練され、かつ身体に不自然な負担が掛かりにくい、水平基調のデザインを踏襲するが、インパネ天面やアームレストの色をインパネ中央~下部のブラックと違えているのが大きなポイントだ。

 内装色にもこだわりを見せる

 各エンジンの最上級グレード「Lパッケージ」はリッチブラウン色のインパネ天面・アームレストを採用し、ブラックまたはホワイトの本革シートを設定。それ以外のグレードにはネイビーブルー色のインパネ天面・アームレストを採用し、ブラックまたはグレージュのファブリックシートを用意している。

 初代CX-5以降の多くのマツダ車でLパッケージまたは特別仕様車を除き、ブラック以外の内装色が設定されなかったため、インテリアカラーにもこだわりたいユーザーには朗報だろう。

 そのほか、マツダ3からの装備としては、予防安全技術「i-アクティブセンス」として、前進時に側方の死角から接近する車両を検知し警告する「前側方接近車両検知(FCTA)」を最廉価グレード「20S」以外、高速道路での渋滞時などに加減速と操舵をアシストする「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」を各エンジンの「プロアクティブ/ツーリングセレクション」グレード以上に標準装備。ドライバーの状態を赤外線のカメラとLEDで監視し居眠りや脇見を検知・警告する「ドライバー・モニタリング」を全車にオプション設定している。

 また、音の大きさ・方向・時間変化に着目しスピーカーレイアウトを決定した8スピーカーのオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」を全車標準装備し、12スピーカーの「ボーズサウンドシステム」を最廉価グレード「20S」以外にオプション設定。車載通信機を全車に搭載し、D-Call Netやオペーレーターサービス、専用スマートフォンアプリ「MyMazda」を利用可能な「コネクティッドサービス」に対応した。

 車両本体価格も「CX-3とCX-5の間」に収まるポジション。同じグレード同士で比較すると、2Lガソリン車に対し1.8Lディーゼル車は税別25万円、1.8Lディーゼル車に対し「スカイアクティブX」搭載車は税別37万1000円高く、FF車に対し4WD車は税別21万5000円高い。

 コストパフォーマンスの2Lガソリン車か、燃費・燃料代とトルクが魅力の1.8Lディーゼル車か、最先端の技術を堪能できる「スカイアクティブX」搭載車か、購入するとなれば大いに頭を悩ませることになりそうだ。

 このCX-30が、美しいデザインと必要充分な室内空間、取り回しの良さを兼ね備えているのは間違いない。さらに走りもマツダが主張する通りであれば、まさしく才色兼備の完璧超人。大ヒット作となる可能性は極めて高い。

(WEB CARTOP 遠藤正賢)

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