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ジュネーブモーターショー2016

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ニューモデル
2019.10.05

75%スケールで蘇ったタイプ35「ブガッティ ベイビーII」のプロトタイプが完成

Bugatti Baby II XP1

ブガッティ ベイビー II XP1

110周年を記念して蘇ったミニチュアモデル

ブガッティ創業110周年を記念し、50%スケールのタイプ35である「ブガッティ ベイビー」のアイディアを復活。新たに蘇った「ベイビー II」の生産に向けたプロトタイプが公開された。2019年のジュネーブ・モーターショーにおいて、ブガッティはベイビーを3Dプリントモデルとしてリバイバルすることを発表。世界中の自動車マニアから大反響を呼び、500台限定モデルはわずか3週間でソールドアウトしている。

ブガッティ・オートモビルズのステファン・ヴィンケルマン会長はベイビーIIについて、以下のようにコメントした。

「ブガッティのようにカラフルで誇り高い歴史を持つ企業が110周年を迎えた今ならば、少しだけバックミラーを覗くことができるでしょう。ブガッティ ベイビーを復活させることは、アニバーサリーイヤーにぴったりです。ベイビーIIがモルスハイムの敷地内を走り回るのを見るのが楽しみです」

リトル・カー・カンパニー社と共同で開発

ベイビーIIの開発に際し、ブガッティはペダルカーを手がけるリトル・カー・カンパニー社と協力。同社はこれまでに素晴らしい子供用車両を数多く販売してきた実績を持つ。ジュネーブでの発表後、数ヵ月の開発期間を経てベイビーIIは「XP1」という最初のプロトタイプが完成。モルスハイムの敷地内におけるVIPカスタマーに向けたテストドライブの準備が整った。

1926年、エットーレ・ブガッティとその息子ジャン・ブガッティは、エットーレの末っ子ローランドが4歳の誕生日を迎えた時、50%スケールのタイプ35を製作し彼にプレゼントした。今回、ブガッティはオリジナルのベイビーが持つ遊び心をそのままに、21世紀のテクノロジーで再現した形だ。

オリジナルのベイビーは50%スケールで作られていたためサイズ的には子供専用だった。しかし、ベイビーIIは75%スケールで設計されたため、子供だけでなく大人も一緒にドライブを楽しむことができる。

リトル・カー・カンパニー社のベン・ヘドリーCEOはベイビーIIの完成に喜びを隠さない。

「この素晴らしいプロジェクトでブガッティと関わることができて、心から光栄に思っています。ベイビーはブガッティの歴史において重要な部分を占めています。そして、その名前にふさわしいモデルを我々は作りたかったのです。 オリジナルに敬意を払うだけでなく、楽しくドライブできる小さな名車を目指しました。カスタマーからの反応も素晴らしく、開発目標を達成できたと喜んでいます」

リチウムイオンバッテリーと回生ブレーキを搭載

開発陣は、1924年型「タイプ35」の全コンポーネントをパーツ単位でデジタルスキャン。そのデータをベースに車体をリサイズし、リチウムイオンバッテリーと回生ブレーキを備えた最新の電動パワートレインを搭載した。足元にはエットーレが1924年にデザインした8本スポークホイールを忠実に再現したアルミホイールが復元され、タイヤはミシュラン製が採用されている。

コクピットはアルミ製ダッシュボード、レザー製シート、タイプ35の特徴でもある4本スポークステアリングホイールを採用。オリジナルのタイプ35に備えられていたオイル計と燃料計を備えたタコメーターは、スピードメーター、バッテリー残量インジケーター、パワーゲージに置き換えられている。

標準でホーン、リヤビューミラー、ハンドブレーキ、ヘッドライト、最大50mの距離から操作可能なリモートコントロールを装備。ダッシュボードの中央には“Baby II”のエンブレムとシャシーナンバーが記され、ノーズにはお馴染みブガッティの「マカロン」バッジが配された。このバッジはシロンに採用されているものと同じ50gの純銀製となる。

使用状況に合わせて2種類のパワーモードから選択可能

後輪駆動のパワートレインには、経験の異なるドライバー向けに2種類のパワーモードを用意。最高速度が20km/hに制限された最高出力1kWのチャイルドモードと、最高速度が45km/hに高められた最高出力4kWのアダルトモードがそれだ。

さらにスピードを求めるカスタマーのために、オプションで「スピードキー」仕様へのアップグレードもあり、こちらは最大10kWのパワーアップに加えてスピードリミッターも解除される。また、この仕様にはLSDも装備されている。

標準仕様の1.4 kWhパックと長距離仕様の2.8kWhパック、2種類の取り外し可能なバッテリーを付属。 正確な航続距離はドライブ状況によって変化するが、長距離仕様のバッテリーパックでは約30km以上の航続距離を備えている。

標準仕様はフレンチレーシングブルーのボディカラーに、ブラックレザーのインテリアが組み合わせられる。内外装には幅広いカラーオプションが用意されており、ヴェイロンやシロン専用のカラースキームや、歴代ブガッティ・ワークスドライバーと同じカラーリングにペイントすることも可能となっている。

(GENROQ Web GENROQweb編集部)

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