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フランクフルトモーターショー2017

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ニューモデル
2019.6.15

BMW謹製Mモデルの歴史 写真で振り返る41台 後編

Gパワー・ハリケーン(2008年)


過剰ともいえるモデルを求めるドイツのチューニングメーカー、Gパワーからは、2008年デビューのハリケーンを手始めに、数々の驚異的なスピードを誇るE60型M5が登場している。

669psから、ハリケーンRRの842psまでを取りそろえたGパワーでは、373km/hという最高速によって、世界最速サルーンの称号を手に入れている。

BMW X5M E53(2008年)


Mディビジョンが進むべき道を見失っているのではないかと危惧するキッカケとなったモデルであり、SUVとしては素晴らしいパフォーマンスを発揮するX5Mだが、Mカーの対極に位置する存在でもある。

だが、つねに顧客が求めるものが正しいのだとすれば、555psを発揮するこのX5MはBMWにとっては成功と呼べるモデルだった。

BMW X6M(2009年)


X6を生み出したことで、エンスージァストたちはBMWに冷笑を浴びせているが、このモデルが誕生したのは、それだけの需要があったからであり、より実用的なX5M同様、X6MもBMWに成功をもたらしている。

BMW M3 GTS(2009年)


ポルシェのやり方に刺激を受けたBMWでは、すべてがクーペボディとなるこの限定版M3をわずか150台だけ登場させている。

より多くのパワー(いまや450psに達する)と、軽量ボディ(乾燥重量から136kgの減量を達成している)によって、特別なM3と呼べる存在だ。

BMW 1シリーズ Mクーペ(2011年)


より知名度の高いM3とM4の陰に隠れ、見過ごされがちだが、340psのパワーを誇る1シリーズ Mクーペは、そのコンパクトボディと強力なパワー、そして見事なバランスによって、BMWの至宝とでも呼ぶべきモデルであり、決して速く走らせることが容易なMカーではないが、相応しい舞台であれば、ドライバーに大きな満足を与えてくれる。

BMW M5 F12(2011年)


E60型M5でエンジンのマルチシリンダー化はピークを迎えたのであり、後継となるこのモデルでは、BMWはそのシリンダー数を8へと減らしている。

だが、2基のターボチャージャーによって、パワーは先代を上回る561psに達しており、このクルマはわずか4.5秒という0-100km/h加速を記録している。

F12型ではM5ツーリングは設定されておらず、4ドアサルーンのみの展開だった。

BMW M6 F13(2012年)


M6は、M5と同じランニングギアを、よりスタイリッシュな2ドアクーペのボディシェルに詰め込んだ、実用性には劣るモデルであり、多少なりとも高い実用性を求めるユーザーには、つねに4ドアのM6グランクーペという選択肢が用意されていた。

驚くべきエンジンサウンドと速さを併せ持つM6は素晴らしいモデルであり、その高額なプライスタグによって、非常に希少な存在でもある。

BMW M5コンペティション・パッケージ(2014年)


5代目M5は真に偉大なモデルだったが、それでも、BMWはこのクルマのパフォーマンスを磨き続け、このコンペティション・パッケージを登場させている。

561psのパワーが579psへと引き上げられるとともに、サスペンションにも徹底的な見直しが行われていたが、さらなるパフォーマンスを求めるドライバーに向けて、2016年には200台限定で、599psを発揮するコンペティション・エディションも登場している。

BMW M4(2014年)


事実上は5代目M3と呼ぶべきモデルだが、このBMWを代表するMカーの生産が始まったタイミングで、2ドアモデルには独自のシリーズ名が与えられることになったため、クーペとカブリオレはM4としてデビューしている。

だが、その中味は4ドアのM3とまったく同じものであり、ボディスタイルの違いにかかわらず、すべてのモデルが、431psを発揮する3.0ℓ直列6気筒ツインターボエンジンを搭載している。

BMW M2(2016年)


長年にわたり、BMWが誇るMカーは、よりパワフルでより速いモデルへと着実に進化してきたが、それと同時に、重量は増え、より複雑なシステムを搭載するとともに、多くの場合、ドライバーとの繋がりも失われていくこととなった。

M2はこうした状況を覆すべく登場したモデルであり、E30型M3を思い起こさせるこのクルマは、見事な原点回帰を果たしている。

当初、370psに留まっていたそのパワーは、2018年デビューのM2コンペティションによって、411psにまで引き上げられている。

BMW M5 F90(2017年)


2017年のフランクフルトモーターショーで発表された6代目M5には、当然のごとく史上最強のM5として、599psを発揮する4.4ℓV8エンジンが搭載されていた。

その巨大なパワーをコントロールするため、M5としては史上初となる四輪駆動システムが与えられている。

BMW M5ドリフト記録(2018年)


2018年1月、ヨハン・シュワルツがステアリングを握ったM5は、ノンストップで8時間、374kmにわたってドリフト走行を続け、ギネス世界記録に認定されている。

この挑戦では、給油もドリフト中に行う必要があった。

BMW M5コンペティション・パッケージ(2018年)


599psではパワー不足だというドライバーのために、BMWではM5登場の数か月後にはコンペティション・パッケージをデビューさせている。

パワーが626psまで引き上げられるとともに、サスペンションにも手が加えられ、エグゾーストシステムは新たに設計されている。

その結果、0-100km/h加速は、スタンダードなM5を0.1秒上回る3.3秒を記録しており、これだけのパフォーマンスも、わずか6500ポンド(90万円)の追加コストで手に入れることが可能だった。

BMW M8 & M8コンペティション(2019年)


そして、Mクラブの新メンバーとなるのが、新型M8とM8コンペティションだ。

クーペとコンバーチブル、ふたつのボディスタイルが選択可能な、625psを発揮する4.4ℓV8ツインターボを積んだこのクルマでは、チューニングを受けた吸気システムと、スタンダードモデルよりも強化されたエンジンマウントを備えたトップモデルのコンペティションの場合、その最高速は306km/hに達している。

625psのパワーは6000rpmで発揮され、76.5kg-mのトルクは1800rpmから5800rpmの幅広い回転域で生み出されている。

BMWでは、M8コンペティションのクーペボディにおける0-100km/h加速を3.2秒としており、コンバーチブルの場合、0.1秒遅い3.3秒となる。

スタンダードなM8の場合、90度のバンク角を持つV8エンジンが発揮するパワーは、ノーマルM5と同じ600psへとデチューンされているものの、その発生回転数は同じく6000rpmとなっている。一方、76.5kg-mのトルクが発生するのは、1800rpmから5600rpmまでと、やや回転範囲が狭まっている。

パワーではM850iが積む4.4ℓV8ターボエンジンを70ps上回る一方、トルクはまったく同じ値であり、スタンダードなM8の0-100km/h加速は、クーペで3.3秒、コンバーチブルで3.4秒となる。

どちらのボディスタイルでも車両重量は1885kgとなり、最高速は249km/hに制限されるが、より高い速度レンジのタイヤを履いたドライバーズ・パッケージのオプションを選択すれば、M8コンペティションと同じ306km/hにまで到達することも可能だ。

最新M5と同じ四輪駆動システムがM8でも採用されており、スタンダードな4WDモードと、4WDスポーツ、さらには、DSCダイナミック・スタビリティー・コントロール・システムをオフにした、完全な後輪駆動を選択することもできる。

(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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