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フランクフルトモーターショー2017

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ニューモデル
2019.6.14

「ホンダe」パワートレインの仕様公開 100ps以上、200km走行可能

もくじ

ー グッドウッドで発表へ
ー すでに受注開始
ー 「安価すぎない」価格に

グッドウッドで発表へ

ホンダは電動シティカーであるホンダeの発表を前にその仕様を公表した。2020年に納車開始が予定されるこのクルマは、ホイールベース内の低い位置にバッテリーを搭載することによる50:50の前後重量配分と低い重心位置を特徴とする。後輪駆動であり、四輪に独立式サスペンションが装着される。

eには液冷式の35.5kWhバッテリーが使用され、200kmの走行が可能だという。急速充電により30分間で80%の充電が可能とされているが、満充電にかかる時間は不明だ。

航続距離はライバルとなるキアe-ニロの454kmや、BMW i3の310kmには及ばないが、シティカーらしく小さいバッテリーを搭載するため仕方ないとのことだ。

プロジェクトを統括する人見康平は、「われわれはこのセグメントには十分な航続距離を持っていると考えています。一部のひとは物足りなく感じるかもしれませんが、より大型のバッテリーを搭載するとパッケージングやバランスに悪影響を及ぼします」と語った。

eの英国デビューは今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで予定されている。ホンダのブースで展示されるとともに、ヒルクライムにも出場するとのことだ。ホンダによれば、この時点までに「95%市販状態」となるという。これと同時に最新型NSXも展示されるとのことだ。

すでに受注開始

このeは2017年フランクフルト・モーターショーで発表されたアーバンEVコンセプトの市販型だ。このコンセプトの要素は多くが引き継がれているという。ドアミラーを置き換えるウイング型カメラは空気抵抗を90%削減し、車両全体の効率を3.8%向上させているという。

カメラシステムはノーマルおよびワイドのふたつのモードが用意され、通常のミラーよりも10%以上死角が小さいという。特別な撥水コートが施され、水滴による視界不良を防いでいる。

ホンダは最近eの受注を開始しており、2020年春には納車が開始される。テスラやプジョーe208などのライバルと同様、800ポンド(11万円)の予約金を収めることにより優先的な対応を受けられ、正式注文は今年中に行われるとのことだ。eの価格については未発表だが、もし予約をキャンセルする場合には予約金は返還される。

市販型に近い状態のeが今年のジュネーブモーターショーでeプロトタイプとして展示された。ホンダによればこのeという名称は市販型にも引き継がれるという。

「安価すぎない」価格に

ホンダはこのレトロなスタイリングはアップル製品のような魅力を持つと考えている。アーバンEVにも近いデザインだが、後部ドアが追加されている。技術仕様については明かされていないが、100ps、30.6kg-m「以上」であると語られている。

ジャズ(フィット)と比べわずかに短く、ミニのハッチバックよりも100mm前後高いと見られている。AセグおよびBセグ用に開発されたプラットフォームを使い、パナソニック製バッテリーを搭載する。リアに搭載されたモーターがリアを駆動し、タイトなコーナーではトルクベクタリング機能により優れたハンドリングを実現する。

空気抵抗削減のため、ドアミラーがカメラになるだけではなくドアハンドルも格納式になるという。コクピットは2枚の12インチのタッチスクリーンを中心とし、そのダッシュボードは木目調パネルで覆われる。シート表皮はポリエステルだ。

eは日本で生産され、2019年後半には欧州の一部地域で発売、その他では2020年に発売される。もちろん日本も販売対象地域だ。人見は、安価であることは「重要」としているが、「低価格は必ずしも成功を約束しません。アップル製品は安くないですが、みなが欲しがる付加価値を持っているでしょう。われわれは電気自動車についても同じことがいえると考えています」と付け加えた。

(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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