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誰か教えて! クルマはどこで売ればいいの?元ディーラー勤務「クルマ生活向上委員会」Josがまた語るクルマの買取について

ちょっと前まで「クルマを売る」ということは、すなわち「ディーラーで下取りすること」と一般的なユーザーは考えていました。しかし最近ではオンライン査定や買取などでクルマの価値を知り、いちばん良い条件で気軽に売れる時代になりました。一方で売り方の選択肢が広がった分、不安や疑問も同じ分だけ増えたはずです。今回は買取で損しない方法や押さえておきたいポイントを、元ディーラー勤務「クルマ生活向上委員会」Josがまたまた解説いたします。もちろん買取側を経験したからこそわかる裏事情も少しだけバラしちゃいます。
これを読んでいままで大切にしてきた愛車を少しでも高く買取ってもらいましょう!

買取店の種類

意外と知られていない買取店の種類いろいろ

ためしに「クルマ買取店」でYahoo!検索をかけてみると、数百万もの検索結果が表示されます。世の中にこれだけ存在する「クルマ買取店」とその関連サイト。どれも同じだとは思えませんよね? ここでは細かく別れているクルマ買取店の種類を紹介します。

  • 全国展開の中古車販売店

    全国にチェーン展開しているため、取り扱い台数が多いのが特徴。人気車は高く買い取ってもらえる傾向があります。一方その反面、様々な車種を取り扱っているため、特徴的な装備やグレードなど細かい部分に対する知識にムラがあります。場合によっては査定金額が驚くほど安くなるときがあります。レア車やこだわりのある輸入車には向かない選択でしょう。
  • 中古車販売専門店

    自社で販売する際の価格をベースとして買取金額を検討します。業者間オークションや業者間販売などで売買することを考えていないため、自社独自の価格設定があり、相場より高く買い取ってもらえることもあります。お客様が探しているクルマの条件(例:メーカー、車種、走行距離や年式、ボディ形状など)と一致すると、より高く買い取ってもらえることもあります。
  • 買取専門店

    店頭ではクルマを販売せず、クルマの買取を専門にしています。買取後は速やかに業者間オークションへ転売します。そのため市場の需要とオークションでの相場を元に買取を行います。ネット上でおおよその買取価格を知ることができるのが大きな強みです。
  • 輸入車専門店/国産専門店/メーカー専門店など

    特定ブランドのクルマやスポーツカーなど、商品のキャラクターに特化した専門店はノウハウやパーツに関する知識が豊富です。スポイラー、ホイールといったカスタムパーツもきちんと評価してくれるため、それを買取価格に反映してくれるケースがあります。

海外輸出の業者

キズ・へこみが目立ち、日本の中古車市場では価格がつかないクルマを主に取り扱っています。年式や走行距離を気にするのは日本特有の文化。一方、海外では年式が古くても故障が少ないことが最優先とされているため、しっかりした車検制度が整備されている日本のクルマに対する信頼が高いのです。アジアや中東の映像で「○○商店」と描かれたハイエースや「○○幼稚園」と大書されたメルヘンチックなバスが映り込むのは信頼の証拠でしょう。

解体業者

事故車や何らかの原因で動かなくなってしまったクルマの場合、廃車にしてしまうことがほとんどでしょう。解体業者ではこのようなクルマを買取してくれるケースがあります。なぜか? それは「車体」としてではなく「リサイクル材料」としてクルマを解体して販売する選択肢があるからです。さらに解体時に取り外されたパーツは中古部品として市場に流通します。案外、クルマは鯛のように捨てるところがないのかもしれません。

オークション代行業者と個人売買

相場の感覚を知り尽くした手練の集団が集まる場所、それが中古車オークション会場です。一般人が出品してカンタンに利益が得られる場所ではありません。朝、偶然361kgのマグロを釣り上げたからといってその足で築地に出向き、突然セリにかけても足元を見られて安く買いたたかれるのと理屈は同じでしょう。中古車オークションでは、買い手が見つからなかった場合でも代行手数料等の諸費用はかかります。さらには手数料のほか、成約手数料も発生するシビアな世界です。
オークションにこだわるなら、ヤフオクの自動車カテゴリーで個人売買をするという選択肢もあります。手軽に利用でき便利ではありますが、いずれにしても一定の知識は必要です。

知りたい買取相場あれこれ

種類と違いについて解説します

買取店の種類がわかったところで愛車を店舗に持ち込み。待つこと30分前後。査定士が口にした最初の言葉が「この車の買取相場は○万円ですから…」と。はて?そもそも「買取相場」とはいったいどういうものなのでしょうか?

  • オークション相場が安い理由

    クルマも野菜や鮮魚と同じように「安く仕入れてなるべく高く売る」という商売の原則に基づいて流通しています。それに照らし合わせてみれば理屈は同じ。小売業者(中古車店など)が店頭で販売することを考慮しているため、なるべく状態のよい商品を安く買おうとします。毎日のように多くのクルマが中古車市場では流通しているのです。わざわざ高く購入する道理もないので相場が安いのです。
  • 小売価格と買取価格の違い

    店頭でプライスボードに書いてある値段(小売価格)と自分のクルマが買い取られる際に提示された値段(買取価格)の差が大きいことに驚いた経験をされた方も多いのではないでしょうか? 以前、中古車ができるまででお話したように 買取後に整備や点検などの経費がかかるため小売価格と買取価格に差が発生するのです。

すなわち…

買取相場≒業者間オークション相場

ということがわかりました。

買取店で高く売るコツとは?

ナットクした買取店を見つけたら次にやること

いままでいくつもの思い出を共有してきた自分のクルマ。高く売りたいと思うのはみな同じです。自分のクルマに合った買取先を見つけたら、次は高く買取ってもらうにはどうすればいいのかを考えてみましょう。自分でできることは祈ることだけ?そんなことはありません。ここでは「車体」にフォーカスして工夫ポイントをお教えします。

洗車は無用

意外なことですが、実はクルマの汚れと買取価格に関連性はまったくありません。
逆に洗車をし過ぎると小さなキズをつける原因になります。これは減点の対象になりますので注意が必要です。ありのままが求められているということでしょうか。

大きなキズや凹みの補修は不要

プロの目はごまかせません。補修した箇所はすぐに発見されてしまいます。ですから買取直前にわざわざ費用をかけて直してもまったく意味がありません。ならばその費用を次のクルマの購入資金に充てた方が良いでしょう。

それでも洗車キズは磨く

えー。「キズや凹みは補修しなくてOK」と言ったそばからキズを磨くってなに?と言われても仕方ないですが…これは値切られないためのコツなのです。いざという時、キズを理由に減額されないようにするため。大幅な買取金額のアップにはなりませんが大切なポイント。市販のコンパウンドで少し磨いてみてください。もしかしたら…。

オプションは自らアピール&リスト化

クルマを見続けているからといって査定士が必ずしもゴリゴリのクルマ好き、なんてことはめったにありません。そのため査定士はあなたが新車購入時に悩み、こだわり抜いて選択したオプションにあまり気付きません。せっかくの買取価格アップのチャンス。いくつかの買取店で価格を比較することも想定してリストにしておきましょう。

有名メーカーの社外パーツも必ずアピール

クルマを見続けているからといって査定士が必ずしもゴリゴリのクルマ好き、しかも社外パーツに精通している、なんてことはめったにありません。そのため査定士はあなたがカー用品店やオークションサイトを血まなこになって探した思い出の詰まったパーツにあまり気づきません。ここも買取価格アップのチャンス。有名メーカーのパーツが付いていることをしっかりアピールすると買取店舗によっては金額が少しアップ、という例もあります。

クルマ買取の「旬」

クルマには買取店に良い条件で売れる「旬」があるのでは?と思ったことはありませんか? 答えはズバリ「ありません」なのです。入学シーズンやボーナスのタイミングで買い取ってもらえば金額が上がりそうなイメージがありますよね。けれども中古車市場は想像している以上にナマモノ感が強いものです。多少の季節要因はあるとしてもそれは誤差の範囲。毎日毎日需要と供給のバランスにより少しずつ価格が変動しているので「旬」はないのです。あったらいいんですけどねぇ。

高く売る時期とコツ

「旬」はなくとも覚えておきたい玄人目線の3つの見極めポイント

買い換え理由の王道「車検前」

ニッポンにクルマ文化がめばえてから現代まで、変わらず流行し続けている鉄板フレーズ「そろそろ車検時期だし、クルマ買い換えようか」。これ、実はクルマを高く売る最適なタイミングのサインなのです。答えはカンタン。「高い車検費用をかけるぐらいならば、次のクルマの購入資金にすればいいじゃないか」というまっとうな理屈から来ています。ちなみに買い取られたあとに車検の費用をお店から請求されることはありません。

情報が肝心「モデルチェンジ前」

数年に一度行われるクルマのモデルチェンジ。たいていの場合、モデルチェンジが行われた直後の旧型モデルの買取価格は大きく下がるケースが多くみられます。買い替えを検討されている方は自動車雑誌に掲載されているスクープ記事を参考にして最適なタイミングを把握しておきましょう。2年に一度のマイナーチェンジと4~6年に一度のフルモデルチェンジのタイミングを覚えておくのがコツです。

商売の真剣勝負時期「決算時期&ボーナス前」

ディーラーを含めた自動車販売会社がどうしても実績を残したいのが3月と12月の決算時期。正確に言えば決算時期の直前(2月や11月)が狙い目でしょう。 販売会社は売上を上げるために決算時期やボーナス商戦に向け、販売するクルマを出来るだけ確保しておく必要があるのです。 そこには在庫や赤字を残したくないという意思が働きます。そのためこの時期は値引き交渉がしやすく商品がよく動き(=販売台数が伸びる)ます。普段の市場価格より多少高い買取価格が期待できるでしょう。

もしかして…買取後の相棒は上質な中古車かも?

あなたにピッタリのクルマがきっと見つかるはず

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