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試乗記 2019.5.27 レポート:塩見 智 / 写真:篠原 晃一

三菱の新型軽eKのおすすめはクロスのターボ。顔は不思議と見慣れる?

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理にかなったデザインならいずれ受け入れられる

--他の軽自動車よりも大きく感じました。

大石:フロントマスクの中央部からポジションランプやバンパーが四方へ伸びたデザインを採用することで、限られた横幅で最大限の存在感、特に車幅感を狙っています。フロントのナンバープレートを中央に配置したのもその一環です。軽自動車は規格の範囲で最大限の室内スペースを確保するためにどのモデルもギリギリまで寸法を広げていますから、シルエットでは差が付きません。だからフロントマスクで存在感を示すしかないんです。

--初めて見てギョッとするデザインでもしばらく見続けると見慣れ、さらに気に入る場合もあるということをデリカD:5で学びました。eKクロスも見慣れますか?

大石:奇をてらったデザインは見慣れないか、もしくは見飽きられますが、理にかなったデザインであれば、見た瞬間からではなくともいずれ理解していただけると考えます。eKクロスもあくまで機能に従った形態ですから、かかる時間に個人差こそあれ、多くの人に理解し、気に入っていただけると思います。

エクリプスクロス、デリカD:5、そしてeKクロスと近頃の三菱車のデザインには中途半端さがなく、フルスイングを感じる。グローバルでの販売台数が120万台強、国内では10万台ちょっとの規模のメーカーとして、多くの人にほんのり気に入られるデザインよりも、一部に強烈に気に入られるデザインを追求する様は、コンセプトが明快で、好ましい。

最近では軽自動車を選ぶうえでボディカラーこそ最重要項目だと考える人が増えたという独自の調査結果を受けて、三菱はeKシリーズに2トーン(ルーフとボディを塗り分け)とモノトーンのボディカラーを計11通り設定した。2トーンというと、ルーフカラーに白や黒を設定し、それにさまざまなボディカラーを組み合わせる例が多いが、eKシリーズでは黄色いボディには白いルーフ、青いボディにはシルバーのルーフ、赤いボディには黒いルーフと、ルーフカラーに5色を設定し、組み合わせを固定した。これがなかなかどれもセンスがよく、色選びが楽しそう。

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