トヨタRAV4が日本に復活。若向けの派手なデザインだが走りや機能の完成度は高い
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之、トヨタ自動車、塩見 智
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之、トヨタ自動車、塩見 智
新型はラギッド、すなわちいかついスタイリングをまとって登場した。張り出したフロントグリルに釣り上がったヘッドランプユニット、それに角張ったホイールアーチに目がいく。ふたつのオクタゴン(八角形)を90度ずらしてはめ合わせた“クロスオクタゴン”が造形のテーマだそうだ。全体的に多くの平面を継ぎ合わせたような面構成となっていて、きっと「美しい」ではなく「力強い」と言われたいのだろうな、できれば若者に振り向いてほしいのだろうなと想像できるスタイリングだ。
近頃のトヨタ車は初見で人々を驚かせるような主張強めのスタイリングを採用する傾向にあって、「C-HR」のようにうまくいく例もあれば、プリウスのようにうまくいかず早めの軌道修正を強いられる例もある。その丁半博打のような攻勢は、異なる車種に同じスタイルを重ねて採用する超保守的な近頃の欧州勢のやり方よりは見ていてずっと楽しいが、後年、今の時期のトヨタデザインがどう評価されるかはわからない。
RAV4には標準のスタイルに加え、より押し出し感の強い専用のフロントマスクや専用ボディカラーを採用したアドベンチャーという仕様も用意される。ふたつの顔をもつのは軽自動車やミニバンでおなじみのやり方だが、RAV4の場合、力強さを表現するのにギンギンギラギラのクロームパーツに頼っていないのは好ましい。
インテリアは、カップホルダーの形状など一部にオクタゴンモチーフが用いられたり、アドベンチャー仕様では一部にオレンジの加飾パネルをあしらったりしているものの、外観ほどには遊び心を感じず、地味。ただし視界や操作性が良好で使いやすく、空間効率が非常に高く車内が広々としているとわかってからは、地味なのは色づかいであって、使い勝手を重視した室内なんだなと、多少印象が好転した。
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