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日産リーフと4WD版ノートe-POWERでモーター駆動の低ミュー路での強さを実感

緊張を強いられる雪上でのブレーキングで価値を発揮

まずエンジンブレーキが駆動輪にしかかからないのと同様に、回生ブレーキも駆動輪(リーフなら前輪)にしかかからないが、e-Pedalは4輪にかかる。前輪は回生ブレーキもしくは回生ブレーキに加えて摩擦ブレーキが作動、後輪は(ブレーキペダルを踏まずアクセルペダルを戻しただけでも)摩擦ブレーキが作動する。

前輪だけにブレーキがかかるよりも4輪にかかったほうが車両は安定する。また4輪にかかるということは横滑り防止装置によって各輪個別に制御できることを意味する(回生ブレーキは個別制御が不可能なので、横滑り防止装置が作動する際には前輪も摩擦ブレーキのみの作動に切り替わる)。

例えば、FWDの内燃機関車だと、低μ路ではわずかにステアリングをどちらかに切った状態でアクセルペダルを戻しただけで前輪のみにエンジンブレーキがかかって車両が横を向く恐れがあるが、e-Pedalが備わるリーフなら、わずかにステアリングを切った状態でアクセルペダルを戻しても、車両がブレずに減速できる可能性が高まる。

この差はベテランドライバーなら腕でカバーできる程度のものかもしれない。だが雪上では緊張を強いられるこの手のブレーキングの機会が何度も何度もある。一度や二度のことなら腕でカバーできたとしても、低μ路で毎回素晴らしいブレーキングを繰り返すのは難しく、ベテランでもミスするかもしれない。e-Pedalならその確率を着実に減らせるというわけだ。リーフはFWDなのでトラクション能力は4WD車に及ばないものの、減速能力(車両安定性)はピカイチ。雪上ドライブするためにレンタカーを借りるなら高くても積極的に選びたい。

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