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日産リーフに航続距離を約40%&加速性能を向上させたe+を追加。早速走りを確かめた

生産技術でコンパクトなモジュールを実現

バッテリーは容量が55%アップし、サイズも大きくなってはいるが、それは最小限に抑えられている。後席下部を中心に厚みが増しているものの、最低地上高を15mm下げ、全高を5mm上げたことで吸収し、40kWhのスタンダード・モデルとまったく同一の室内スペースを確保している。

なぜサイズアップを抑えられたかといえば生産技術によるところが大きい。搭載しているセル(単電池:バッテリーの最小構成単位)は40kWhが192セルで62kWhは288セルとなるが、前者は8セルを一つのモジュールとして、それらをワイヤーハーネスで接続していた。接続部分にはどうしても数センチ単位の隙間が生じていたが、62kWhではハーネスを基板化してレーザーで接合することでスペース効率を高めたというわけだ。さらに8セルモジュールに限定される必要がなくなり、自由にセル数を設定できる新型モジュールとされている。

セルそのものも少し進化し、サイズに対するエネルギー密度としては約25%アップしたという。ちなみにバッテリーの重量は440kg。今後、エネルギー密度はまだ進化する余地が残されているという。現在のリーフのリチウムイオン・バッテリーは正極材にニッケル(N)、マンガン(M)、コバルト(C)を使用する三元系でNMCは111と比較的に一般的だが、これを変更するなどでエネルギー密度はさらに高まることになるだろう。

また、40kWhは2並列×96セル=192セルだったが、62kWhは3並列×96セル=288セルとなり、大電流化が図られている。インバーターの高性能化と合わせてパワートレーンの高出力化が実現したのだ。

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