出足好調という新型N-BOXの進化ポイントをあらためて確かめた
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:中野 英幸
実用面では、乗員が座る位置から手を伸ばすと、あらゆる場所に小物が置けるポケットが点在。スマホなどの充電に重宝するUSB端子はタブレット端末の充電にも嬉しい2.5Aが2つと通常のUSBが1つの合計3つを設置。手持ちの音楽を再生しながらドライブするなど、今ドキの生活に不可欠なトレンドを見据えた機能が装備されている。
スライドドアを開けると、ワンステップで乗り込める低床フロアが出現する。後席は左右独立式で190mmのスライド機構が設けられているだけでなく、座面を跳ね上げれば背が高い荷物が積み込めるチップアップ機構を採用。前席はベンチシートの他に、今回新たに助手席スーパースライド仕様が設定されており、助手席は最大で570mmの前後スライドが可能だ。
例えば、雨の日に後席のチャイルドシートに座る子供をケアする時など、一旦降りなくてもスライドさせた前席の隙間に身体を滑りこませて移動するという使い方もできる。子育てのワンシーンを見据えたアイディア装備は使うたびに身体の負担を減らしてくれそうだ。
大きな荷物を積みたいときは、後席の背もたれを倒すと広い荷室高を備えた荷室フロアが現れる。夜間に子供を塾に迎えに行く時など、自転車をまるごと1台積むことも可能。低床フロアは女性や子供の力でも重たい荷物を積み込みやすい。こうした使って嬉しい機能性と洗練されたインテリアは若い子育て世代だけでなく、ライフスタイルにコダワリをもつ幅広い世代の心を捉えていきそうだ。
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