マイナーチェンジしたレヴォーグとWRXはパフォーマンスや乗り心地にも手が入った
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:SUBARU
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:SUBARU
レヴォーグと同じタイミングで「WRX S4」と「WRX STI」もマイナーチェンジした。S4にはレヴォーグ同様、アイサイトにツーリングアシストが加わった。MTしかないSTIにはアイサイトは装着不可。STIは上級のタイプSに19インチホイールがオプション設定され、小規模のフェイスリフトとあいまって、かなり精悍なルックスに。会場にはオプションの巨大なリアスポイラーを付けていない245/35R19サイズのタイヤ装着車があったのだが、これがまた見飽きたWRブルー・パールではなくダークグレー・メタリックだったのでとても大人っぽく見えた。
最高出力308ps/6400rpm、最大トルク422Nm/4400rpmを発揮する2L 4気筒ターボエンジンに変更はないが、相変わらずパワフル。突如ランエボが復活でもしてこない限りチューンナップは不要だ。レヴォーグより一段も二段も頑強そうなボディを感じながら、取り付け剛性の高いステアリングホイール、シフトレバー、3つのペダルを操作してハイパワーを御するのは、古典的だが永遠に古びることのない運転の喜びだ。
新型は回頭性を高めることと、フラットで快適な乗り心地を目指したという。また初期制動力を高めるべく、前後ともブレーキディスク径が17インチから18インチへ拡大し、フロント2ピースの4ポット、リア2ピースの2ポットから、同モノブロック6ポット、同モノブロック4ポットに変更された。
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