レクサスLCの走りや艶やかな作りこみは、まさに名は体を表すだった
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:トヨタ自動車
そこでいよいよ試乗に移るが、コースは元町工場を出発、高速道路と一般道を辿って琵琶湖畔に至り、そこから比叡山ドライブウェイを駆け上がったのち、今度はそこを下って京都市内のホテルを目指す、という行程である。
最初にコクピットに収まったのは、LCのテーマカラーと思われる赤、ガーネットレッドマイカに塗られたLC500だった。シートは特に背中のあたりがよく身体にフィットし、ホールド感に優れるのに加えて、着座位置をかなり低くセットすることができるため、スポーティなドライビングポジションに決まる。
液晶メーターは、LFAのスタイルを受け継ぐシンプルな大径タコメーターを中心にしたもので、スピードはそのなかにデジタル表示される。ちなみにLC500の場合、タコメーターのレッドゾーンは7200rpmから始まる。室内全般の仕上げはもちろん上々。
工場から一般道を少し走って東名に乗り、そこから今度は伊勢湾岸道に入って西を目指すが、レッドマイカのLC500、かなりいい感じで走っていく。メーターパネル左から突き出すドライブモードセレクトは取り敢えず「ノーマル」のままだが、適度にソフトな乗り心地は快適なもので、21インチのミシュランからの突き上げもまったく気にならない。
高速道路でセレクトを「スポーツ」モードにすると、一瞬、脚が若干締まったような印象をうけるが、実はそれはモード名に洗脳された錯覚にすぎない。エンジンやトランスミッションのレスポンスが素早くなって、加速は明らかに活発になるが、実はサスペンションの設定は「ノーマル」と変わっていないからだ。
逆にそれを「コンフォート」に切り替えると、ダンピングは「ノーマル」よりもソフトになるが、だからといってボディがフワフワ上下動するほど柔らかいわけではない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
1台でエーミングとホイールアライメントを完結! さらに故障診断もできるAUTELの最新ツールに注目…IAAE 2024
ドゥカティ、期待の若手フェルミン・アルデゲルとの契約を発表。2025年にMotoGP昇格も、チームは未発表
ジャガー、電動パワステに不具合か 英国で報告多数 オーナーから不満噴出
日産と三菱商事、次世代モビリティサービスなどで共同事業を検討
期限切れに要注意!無車検&無保険で公道を走行した際の罰則とは
テスラ新型EV、2025年生産開始か 安価な「モデル2」がついに牙を剥く
Z世代男子、ホンダ「シビックタイプR」に惚れる。クルマ遍歴6台目にして気に入ったフィーリングとは?
ダカールやWRCで日本人初優勝。篠塚建次郎さんが亡くなる。享年75歳
安価で原付二種を手に入れたい! 30万円以下で購入できる原付二種5選
BMWのコンセプトEV、『ヴィジョン・ノイエ・クラッセX』…ティザー
マクラーレン、大きくなって母国に凱旋するピアストリを厳重ケア?「我々はドライバーを守り、集中できる時間を確保する」
ダイハツ、ロッキーなど3車種の生産を再開
【ズルいぞトヨタ!】欧州版「ヤリス」の商品改良が日本版より豪華&内容充実な“裏事情”とは
【やっぱり出るの?】開発継続が確認された新型「コペン」は定石通りこの夏に登場するのか
「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
日本も常識になりそうな「オールシーズンタイヤ」ってなに? 財布と場所と面倒を同時に解決
ついに3000万円台に突入ダ! 「ニッサン GT-R」2025年モデル発表。伝説は続くのか…?
ホンダ ヴェゼル新型予告! シティ派からアウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”ってなんだ?
【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
いま買っとけ! 「コスパMAX」なのに…値上げ前や販売終了が迫る国産車4選
細かく言えばいろいろあるが、一度乗ると世界観に惚れてしまうテスラの最新「モデル3」