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新型ゴルフRや e-ゴルフなど、両極をいくゴルフ4台に公道&サーキットで試乗

航続距離は190kmから300kmへ大幅増

もしアナタがe-ゴルフを運転したら、まず驚くのはそのぺったりとした乗り心地と独特のハンドリングだろう。転がり抵抗を意識した剛性の高いタイヤを履いているせいもあるが、EV特有の出だしはスムーズで、かつ足回りがとてもしなやかに動くから乗り心地に粗さがない。

一番の重量物はバッテリー。それがもともと車体剛性の高いゴルフの床下に配置されるから、突き上げに対して車体が跳ねるようなこともなく、まるで高級なゴルフに乗っているような感覚になる。そしてひとたびハンドルを切ると、ベースのゴルフとはまたひと味違う身のこなしでカーブを曲がり出す。その重心の低さとノーズの軽さから、やわらかなサスペンションでもクルマが素早く反応し曲がってくれる。

慣れないうちは曲げすぎたり、路面のうねりや持ち手のチカラの入れようで直進安定性がやや失われてしまう場面もあったが、全体的にはその敏感さすら新鮮で面白く、新しいオモチャを与えられた子供のような気分で夢中になって運転した。大げさに言うと、スポーツカーのようなハンドリングを持っているのだ。

新しいリチウムイオンバッテリーはそのエネルギー容量を従来の24.2kWhから35.8kWhへと大幅に増強。これによってやはり新型となったモーターのパワーは従来の85kWh(115ps)から100kWh(136ps)に、またその最大トルクは270Nmから290Nmへと高められた。

ちなみにこれをガソリンエンジンのゴルフと比べると、パワーは1.2TSI(105ps)、トルクは1.4TSI(250Nm)よりも高いということになる。そのかわり車重は1615kgとかなりのヘビー級ではあるが。そして最大のトピックは、その航続距離が190kmから300kmへと大幅に増えたことだろう(欧州燃費モード)。また冬場は外気とドライブシステムからの熱を利用するヒートポンプの採用でヒーターの電力消費を最大30%も減少する工夫もなされている。

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