BMW i3が航続距離大幅アップ。ドイツEV販売不振の特効薬になるか?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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前置きが長くなったがBMWはこのi3を進化させ、今年の秋から発売を開始する。新たに供給される電解質の改良などを受けたリチウムイオン電池はサムソンSDIと共同開発され、サイズは不変のまま従来の60Ahから94Ahへと容量アップ。航続距離は190kmから300km以上に延び、リアルワールドでも200kmと発表されている。ちなみに車重は1245kgで電気モーターの出力は170psと変わらず、0-100km/hの加速所要時間も7.3秒に留まっている。
一方、航続距離が伸びても充電時間が伸びてはあまり意味が無い。BMWは家庭用充電システムを7.4kWから11kWに増加することで、従来モデルとほぼ同じ3時間弱での充電を可能にしている。さらにもし将来的に50kWの充電ステーションが完成すれば40分で80%の充電が可能になる。
この新しいi3のドイツでの価格は3万6150ユーロで、併売されるベースモデルの3万4950ユーロよりも1200ユーロ(約13万5000円)ほど高い。また両モデルともに従来同様レンジエクステンダー付きモデルが5000ユーロ(約56万5000円)の追加料金で用意される。
良い事ずくめの改善だが、そうなると古い電池だけを交換したいオーナーも出ると思う。ドイツのBMWではこれも可能にしている。価格はまだ発表されていないが、新しいバッテリーに交換可能で、その保証期間は8年で10万kmとなっている。
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