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自動運転車メルセデス・ベンツF015からどんな未来が見えるのか?

F015が照らし出す横断歩道とクルマの未来

生活道路を走るF015が歩行者に出会うシーンをイメージしてみよう。F015はまず、歩行者と相互にアイコンタクトできるようなサインを出す。歩行者の足元を照らすように、道路にレーザーライトで横断歩道を投影するのだ。歩行者はクルマが自分を認識していることが分かるので安心というわけだ。こうしたコミュニケーション技術があれば、歩行者とクルマが道路というスペースを分かち合うことが可能となる。

メルセデスは2025年前後まではドライバーが監視義務を持つ“レベル2”の高度運転支援の状態が続くと考えているが、どの段階で自動運転と呼ぶのかはメーカー任せだ。無人運転も技術的には十分に可能なので、ショッピングセンターなどでは2025年以前に自動バレットパーキングが実用化されるかもしれない。

ドライバーが監視義務から解放されたシステムは“レベル3”と定義されている。レベル2とレベル3の間は技術以上にドライバーの権利と責任という法の壁がそびえ立つ。しかし、だれでも渋滞は退屈だし、車庫入れも面倒くさいはずだ。現実的にはできるところから自動化が進んでいくのではないだろうか。

排ガスと交通事故という大都市の“クルマ病”について考えるとき、話題の水素燃料電池車(FCV)と自動運転も別個の技術ではなく、「新しいクルマの価値」というテーマを軸に同じようなタイミングで進化していくだろう。電気駆動や自動運転はクルマ病を完治させる可能性がある。大都市では電気駆動と自動運転は同時に普及していくと私は考えている。

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