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ホンダ ジェイド試乗、低全高ミニバンの総合評価は?

DCTならではのダイレクトな加速感、静粛性も高い

テストドライブはドライバー1名乗車。また、場所と時間の関係から、街乗りシーンのみに限られたことを予めお断りしておきたい。そうした範囲内での印象に限れば、ジェイドの走りはスタートの瞬間から、なかなか好感触が得られるものだった。

同様のハイブリッド・システムを搭載のヴェゼルFWD仕様に比べると、車両重量は200kg以上のプラス。にもかかわらず、ジェイドの走りの印象はその動きに鈍さが感じられないだけでなく、静粛性でも高い得点を与えることが出来るものだった。

DCTに内蔵されたモーターの最高出力は30ps弱とさしたるものではないゆえ、スタート直後にエンジンが始動する場面が少なくない。が、そんな複雑な制御をことさらに意識させるような場面は皆無。微低速シーンでスムーズさを欠きがちと言われることの多いDCTを採用しつつもスタート挙動は滑らかで、その先ではアクセルワークに対してリニアでダイレクトな加速感が味わえるという、今度はDCTならではのメリットが活きている。

モーターアシスト力を巧みに活かしつつ、エンジンは低めの回転域をメインに働くこともあり、静粛性はなかなか。加えて、ロードノイズが思いのほかに小さい点には、ホンダがパテントを持つというレゾネーター(消音装置)内蔵の「ノイズリデューシング・ホイール」を履くことも効を奏しているのだろう。

全般にわずかに硬め傾向ではあるものの、荒れた路面でもショックを巧みに丸め込めるフットワークのテイストも基本的には上質。こうした乗り味が、乗車人数に関わらずキープされれば言う事はない。

そんなジェイドに注文を出すとすれば、エンジン・モデルと4WD仕様の追加設定か。特に、前者が実現をすればハイブリッド専用モデルゆえの現状では割高感が漂う価格についても、さらなる競争力が生まれて来るに違いない。 

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