BMW i8 インプレが到着。走りも技術も近未来
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:BMWジャパン
ド派手なクルマ、スーパーカーとして人目を引くクルマ、今まで様々なクルマに触れてきたが、中でもこのモデルは歴代No1を競うほど目立つしカッコ良い。持続可能なクルマ社会を目指してBMWが立ち上げた次世代車ブランド「i」のフラッグシップモデル「BMW i8」のことだ。
御忍びでクルマを使いたい人や、行動がバレたくない(?)人は間違っても選んではいけない。映画の為につくられたスペシャルモデルのような独創的なデザインは、生で見ても1297mmの極低の全高に1942mmの極広なプロポーションが異様で、“我ここにあり”と強く自己主張しているからだ。
試乗したのはカリフォルニアの、日本で言えば湘南や鎌倉に相当するサンタモニカやマリブだ。高級ブティックなどが軒を連ねるビバリーヒルズのロデオドライブなど、時間が許す限り様々な場所を走ったが、人目がウザい、と思うほど見られる。走行中は並走して写真を撮る人もいるし、駐車していると勝手にクルマの前でポーズを決めて撮影する人がいる。日本人の気質では、そこまで大胆な行動を取る人は少ないだろうが、何にせよ目立つのは覚悟しておいた方がいい。
ではなぜBMWの中で、このモデルはここまで強い個性を持って商品化できたのか?
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