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新型C7コルベット試乗 軽量化&最新エンジン

ハイテクV8エンジンは燃費自慢

スタイリングは先代同様ロー&ワイドだが、より複雑なプレスラインがあちこちに見られ、ペキペキとしたステルス戦闘機のようだ。C7は本国では久しぶりに「コルベット・スティングレイ」を名乗るが、確かにアカエイのように、平べったいのにグラマラスだ。ただ、若干フェラーリルックでもある。

フロントグリルから入った空気をボンネット・フードのベントから出すことで、フロントのリフトを抑えていたり、左リアフェンダーに開けたエア・インテークによってトランスミッションを冷却するなど、長いレース参戦で蓄積されたノウハウがつぎ込まれている。

パフォーマンス向上と燃費向上は基本的に相反するが、どちらも必要な新型は、両立させる唯一の手法である軽量化に力を入れた。スチールフレームからアルミフレームに切り替えることで45kg減。ボンネットフードとデタッチャブルトップをカーボン製にしたほか、ボディ各所に複合素材を用いることで17kg減。それらの結果、新型コルベットは6.2L V8エンジンを搭載するにもかかわらず、車両重量が1540kgに抑えられた。

エンジンは大排気量のV8だが、OHVのために非常にコンパクト。GMは同程度のパワー&トルクを発揮するBMWの4.4Lツインターボエンジンを引き合いに出し、111mmも低く、17kgも軽いと胸を張る。LT1という昔ながらの型式名が付くが、内容はこれまでとは別物。直噴化され、アクティブ・フューエル・マネジメントという名の気筒休止システムも採用された。すべては効率を上げるためだ。

そうした努力によって、最高出力460ps/6000rpm、最大トルク63.6kgm/4600rpmというパワーを発揮しながら、アメリカのEPAハイウェイモードで8.1L/100km(12.3km/L)の燃費をカタログに載せる。資料にはさりげなく、ポルシェ911カレラSが8.7L/100km(11.5km/L)、ニッサンGT-Rが10.2L/100km(9.8km/L)、アウディR8が11.8L/100km(8.5km/L)とライバルの燃費数値が添えられていた。ちなみにコルベットは輸入台数が少ないので、日本のJC08モード燃費を発表する必要はない。

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