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BMW i3、電動化時代の駆けぬける歓び

CFRPによる軽量化がもたらすもの

i3の構造はBMWが「ライフモジュール」と呼ぶ上屋と、「ドライブモジュール」と呼ぶシャシーからできている。ライフモジュールは軽量かつ高強度を誇るCFRP製。リチウムイオンバッテリーや出力125KWのモーター、サスペンションなどを含むドライブモジュールにはアルミを使っている。この革新的な材料と構造による軽量化効果は200kgを超え、容量22kWh(リーフは24kWh)のバッテリー重量を相殺した。

他にも鍛造アルミ製サスペンションアームや中空ドライブシャフト、19インチながらタイヤ幅155、リム幅5Jという極細のタイヤ&ホイール(転がり抵抗も小さい)など、軽量化対策は枚挙にいとまがない。さらに、組み立てを行うドイツのライプツィヒ工場には4機の風力発電機があり、生産用の全電力を風力発電でまかなっている。

ご存じのようにEVの弱点は航続距離だ。しかし大量のバッテリーを搭載すると重く、価格も高くなる。それに対するBMWの回答がCFRPとアルミを使った軽量化技術だ。i3の重量は1260kg。ほぼ同じ容量のバッテリーを積むリーフより約200kgも軽い。にもかかわらず航続距離は225kmと228kmに及ばない(ともにJC08)。となると高価なアルミとカーボンを使って200kgを超える軽量化を実施した意義はどこにあるんだろうと思ってしまうが、カタログ燃費がアテにならないのはご存じの通り。実用電費=航続距離を判断するには同条件下での比較テスト結果を待つべきだろう。

そんななか確実に言えるのは、大幅な軽量化が走行性能に大きなプラスを与えているということ。エコカーであってもドライビングの歓びは絶対に捨てないとBMWは公言している。たしかに、i3は乗って楽しいクルマに仕上がっていた。

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