新型グランドチェロキー 白馬へ長距離テスト
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:篠原 晃一
ジープがジープである所以はひとつしかない。それはオフロードにおける厳しいテストをクリアしているか、否かだ。具体的には、ルビコントレイル(米・カリフォルニア州)に代表されるオフロードのテストコースでセッティングが行われる。もちろん、クルマによって前後のアングルが異なるためテストのグレードは異なるが、4WDのシステムを中心にある程度の走破性は保たれなければならない。
個人的にジープとの付き合いは長く、そして深い。これまでYJ型、TJ型ラングラーはもちろん、ワゴニアなども所有してきた。また、ルビコントレイルでの「ジープジャンボリー」やモアブでの「ジープサファリ」にも積極的に参加してきた経緯がある。
で、なにが言いたいかと言うと、やはりジープのオフロード性能はすごいということ。昨年15年振りにルビコントレイルでのオフロード走行イベントに参加したが、あれだけオンロードに振った現行のJK型ラングラーでも歴代ラングラーと同等もしくはそれ以上の走破性を見せた。もちろん、バンパーを外し、タイヤをマッドテレーンに換えていたりするが、基本性能の高さはしっかり伝わった。「やっぱホンモノだ!」というのが素直な感想である。
当然、難易度10のエリアはラングラー以外走れないが、グランドチェロキーだってバンパーは容易に外せるようになっている。その気になればかなりイケるので、お忘れなく。
ところで、そんなジープのラインナップに今春、新たな仲間が加わるのをご存知だろうか。そう、新型「チェロキー」である。こいつはフィアットグループに入ってからの産物。ベースは「アルファロメオ・ジュリエッタ」と同じモノコックフレームが採用された。だが、そこはジープ。かなりオフロード性能を上げてくるのは間違いない。はたしてその実力はいかに。試乗後にまたレポートしたいと思う。乞うご期待!
■【TV CM】新型ジープ・グランドチェロキー
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