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試乗記 2013.7.10 レポート:清水 和夫 / 写真:ポルシェジャパン

パナメーラ改良。プラグインHVモデルも登場

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パナメーラS E-ハイブリッド

ポルシェの三本目の柱となったパナメーラ

早いものでパナメーラが誕生してからは4年が経ち、大きなフェイスリフトが行われた。南アルプスの麓で開かれた国際試乗会にはなんとプラグインハイブリッドまで登場し、パナメーラは驚くほど進化していた。さっそく試乗の様子をリポートしよう。

会場となったリゾートホテルは4年前にパナメーラが初めて登場した時と同じ場所だ。ミュンヘン空港内の旅行者が行き交うプラザの真ん中には国際試乗会用に作られたゲストハウスが常設されている。ポルシェだけでなくベントレーやアウディやBMWも利用している。いかにも自動車発祥の国であるドイツらしい。

ここでカギを受け取り約150km離れたドイツのリゾート地を目指す。最近はカーナビが完備され、スタッフも親切に目的地をセットしてくれているので、迷うことはない。最初に乗ったのは新しいV6ターボを搭載するロングホイールベースの「パナメーラ4Sエグゼクティブ」だ。広くなった後席をチェックしながらドライブした。

試乗会場は高級リゾートホテル「ELMAU」。初日にテストドライブを終えてくつろいでいると、ポルシェのミューラー社長がカイエンで登場した。もちろん運転手付きだ。その夜の晩餐会では彼のスピーチが面白かった。

「アウディが3世代かけて到達した台数をパナメーラはわずか4年で達成しました」と強気なアウディへの宣戦布告。パナメーラが誕生してから4年の間にドイツのドレスデン工場で10万台が生産された。ポルシェ社にとってはスポーツカー・カイエンに次ぐ3つ目の柱を築くことに成功したのである。ただ、三本目の柱であるパナメーラがもっとも売れているのはアメリカではなく中国。ロングホイールベースのパナメーラが今回仲間入りしたのは中国からのラブコールがあったらしい。そう言えばポルシェは来年からルマン24時間レースに復帰し同門アウディと激突する。ミューラー社長の先制パンチは刺激的だった。

試乗ステージ:ドイツ・アルプス南麓 車種:パナメーラ

    グレード=パナメーラS E-ハイブリッド
    全長×全幅×全高=5015×1931×1418mm
    ホイールベース=2920mm
    乾燥重量=2095kg
    駆動方式=FR
    エンジン=3LV型6気筒DOHC直噴スーパーチャージャー
    最高出力=245kW(333ps)/5500-6500rpm
    最大トルク=440Nm/3000-5250rpm
    システム出力=306kW(416ps)/5500rpm
    システムトルク=590Nm/1250-4000rpm
    トランスミッション=8速AT(ティプトロニックS)
    0-100km/h加速=5.5秒
    欧州複合サイクル燃費=3.1L/100km
    価格=1534万円

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