558ps/620Nmを放つ4座アストン、ラピードS
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:アストンマーティン
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:アストンマーティン
ラピードSと従来型ラピードとの最も明確な違いはその顔にある。これまでのラピードは、DB9をはじめとする2ドアクーペ系と同様の、天地に浅いアストンマーティングリルをノーズ先端に備え、バンパー相当部分を間に挟んでその下に別体のインテークが開く2階建てのデザインを採用していた。ところがラピードSは、その2つを一体化したような天地のある大口のグリルが、ノーズの先端にドーンと開いている。
最初それを写真で見たとき、アストンマーティンらしいエレガンスが失われたような気がして、正直なところ違和感があった。ところが、国際プレス試乗会の開かれたスペインのカタルーニャ地方に飛び、ホテルの前でその現物を目の当たりにしたら、その違和感は一気に吹き飛んだ。迫力と存在感があるのに加えて、これまでのアストンにない新しさも感じられて、こいつはなかなかいいじゃないか、という印象を持つに至ったのである。
ラピードとSを手掛けたデザインディレクターのマレック・ライヒマンによれば、このグリルデザインを採用した理由のひとつは、アストンマーティンのなかにおけるモデルごとのキャラクターを、これまで以上に明確にすることにあるという。したがって、この大口デザインをDB9やヴァンキッシュといった2ドアGTクーペ系に採用することはない、とのこと。なので、エレガントなアストンマーティンGTをお望みの貴兄は、ご安心を!
と同時にラピードSは、テールゲート後端を明確に跳ね上げて、スポイラーとしての機能を充実させている。これが後ろから見た際の、ラピードとの最大の相違点となる。それやこれやで全長は5019mmと、ラピードよりおよそ5cmだけ伸びている。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
安かろう悪かろうなクルマをつかまされないために知っておくべき……[修復歴]と[事故歴]の違いとは どうやって見分けりゃいいの
もっと「アバルト595」で運転を楽しもう! 車高調からペダルの「ポッティングデカール」にドラシューまで、厳選アイテムを紹介
シェイクダウンはオジエが最速発進。トヨタ1-2にヒョンデ勢が続く/WRC第4戦クロアチア
韓国勢が大健闘 合理的な「兄弟」モデル:ヒョンデ・コナ・エレクトリック キア・ニロ EV お手頃EV 12台比較(5)
安い? 高い? トヨタ新型「ランクル250」は520万円から!「無骨すぎて」カッコいい!? 原点回帰モデルに反響集まる
【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第3回】温かい歓迎を受けた春の鈴鹿。悔やみきれないミスと、1ストップ戦略で得た自信
レッドブルF1は2025年も現在のコンビを継続か。パフォーマンスを改善したペレスがシート争いをリード
初の中国GPに臨む角田裕毅。手強い週末を予想も「自信はある。Q3進出と入賞を狙いたい」/F1第5戦
ゴツすぎる新型「“軽”SUV」実車公開! ワイド化&オシャグレーがカッコイイ! まるで装甲車なスズキ「ハスラー」に反響も
日産 "武士の甲冑" デザインの新SUV公開 「キャシュカイ」改良新型、欧州で今夏発売へ
スズキ「カプチーノ」や「アルトワークス」が激走! 軽自動車だけで争う200分の戦い「東北660耐久レース」が開幕
「ガンディーニ追悼」に初の「アメリカンヘリテージ」の企画など大人が楽しむ「オートモビルカウンシル2024」閉幕。過去最高の3万9807人が来場しました
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも
【1200万円超え】レクサス「GX」出た! 先行モデルは抽選100台の狭き門。正式発売は秋までお預け
【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!?
N-VANにアウトドア風「スタイルプラス ネイチャー」登場。商用バンのお洒落ホビー化が加速!
マツダの頂点3列SUV「CX-80」発表! 内装は期待を裏切らない高級感。ボディカラーは新色?
【待ってたぜ】トヨタ「ランドクルーザー250」発売! まずは限定8000台の特別仕様車から
ホンダがBEVで反転攻勢!! 中国で「烨シリーズ」を一挙3台公開…ってコレ全部何かに似てない?
【非常識にもほどがある!】アルファの新型「ミラノ」が「ジュニア」に改名でメーカーが怒りの声明を出したワケ
【どっちがイイ!?】人気急上昇中 ホンダ「WR-V」とトヨタ「ヤリスクロス」をガチンコ比較してみた