208 試乗。これが正統派の206後継モデルだ
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
とはいえそういうギアボックス的不満を除くと、完璧に208は207を飛び越えて、206から見事に正常進化したクルマだ。
最後になっちゃったがたとえばスタイリング。ぶっちゃけロングホイールベースもあって、全体的なフォルムはイマドキの国産ハッチと大差ない。ところが、やっぱり全体の印象がまるで違う。ヌメッとしていつつ、シャープさを感じさせるサイドのエグリや、フロントのウーパールーパー的なグリルを見事にオシャレに見せてるところは、他じゃあり得ない。
それとインテリアだ。機能とフランス車らしいオーガニックなテイストがほどよく混ざり合い、クオリティも高い。インパネはセンターでグッと下がってU字型を描いているが、機能性は高く、7インチのナビ画面がほどよいところに収まる(ちなみに今すぐは日本の地図に対応してない)。
メーターも独立したフレームに収まったアナログ2連タイプだが、ほどよくモダン。さらにインパネ樹脂はセンター部がソフトパッドで特に上質。上手いのはメッキの使い方で、エアの送風口が厚めに縁取られており、絶妙なキラキラ感を醸し出す。
さらにリアシートの広さとラゲッジだ。207比でリアは足元が50mm伸び、身長176cmの私が乗ってもそれなりに余裕があるし、ヘッドルームも同様。同時にラゲッジは285リッターと、このクラスにしては十分で、なにより207比で15リッター増えた。
そして面白いのはステアリングの口径で半径343mmと207より確実に小さくなって、ステアリングギアレシオもクイックになり、「こぶし1つ動かすだけで、曲がれる」ほどの爽快さを得たこと。
とにかく「これぞプジョー!」という出来。帰って来てくれて、本当に良かったです。ありがとう!
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