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試乗記 2012.11.23 レポート:小沢 コージ / 写真:小林 俊樹

トヨタの先進安全技術 ハイテクか人間研究か

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“プリクラ”にも意外な落とし穴があった?

 遂に黙って見てられなくなってきた…ってことかもしれない。そう、トヨタの先進安全技術だ。2010年にスバルがレガシィにアイサイトを搭載してからと言うものの、装着率は8割以上で、お店には「アイサイト下さい」と来る人までいるという。今や安全は完全に新車のキラーコンテンツになりつつあり、先日発売の三菱アウトランダーも同様のe-Assistをわずか9万5000円で搭載してきた。

 しかし先進安全と言えばトヨタであり、03年にはいち早くハリアーにレーダーとカメラによる“プリクラ”ことプリクラッシュセーフティシステムを搭載。今回はそれらをさらに進化させたものを「2012安全技術説明会」として自慢の東富士研究所で見せてくれるという。不肖小沢、さっそく行って参りましたっ!

 まず見たのは最大の売りである“プリクラ”の進化形だ。コイツはご存じアイサイトの親玉みたいなシステムで、カメラとレーダーで前のクルマを感知し、前が急ブレーキを踏んだら自動で止まってくれるもの。で、今回はさらにそこから一歩踏み込んだものが発表された。それは「プリクラッシュブレーキアシスト」。“アシスト”と付いたのがキモで、これはクルマが自動で止まってくれる前段階、つまり警報が出た時点でのお話。

 プリクラは自動ブレーキの直前にピピピと警告を出してドライバーに操作をうながすが、実は大半のドライバーがそれに気付いてブレーキを踏んでいるという。トヨタのシミュレーションでは87%、アメリカの事故調査では約7割の人がブレーキを踏んでいる。

 しかし現実にはその後、かなりの人が事故を起こしてしまう。なぜか? ブレーキに足を載せたはいいが、もったいないことに思いっきり踏めてないのである。老若男女に対し、トヨタが国内で実験したところ、平均して0.4G、つまりフルブレーキの半分ぐらいしか踏めてない。そりゃ止まらんですわね。

 そこをアシストして十分減速させるのが「プリクラッシュブレーキアシスト」で、今回それを載せた現行クラウンで試してみたが、効く効く。かなりのスピード差があっても、軽くブレーキを踏んでればドカンと勝手に減速Gが発生し、最大60km/h分の減速をしてくれるという。

 今までのプリクラが30km/h以下の追突を予防してくれたから、ちょうどその倍。結果、これがあれば現実に起きている追突の約9割を防げるという。うーむ、意外なところに落とし穴があったんですなぁ。

 それと本家プリクラッシュセーフティそのものも、レクサスLSに付いてるものは40km/hまで衝突回避ができることになった。やっぱり高い分だけ性能も高くなくっちゃね。

試乗ステージ:トヨタ東富士研究所 車種:クラウンロイヤル

    【2012 安全技術説明会】
    2012年11月。トヨタが国内外のメディアを対象に開催した「安全技術説明会」をレポート。

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