レクサスGSプロトタイプ、富士SWで全開試乗
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
1989年9月、今から22年前にレクサスはアメリカで生まれた。当時はトヨタの祈願であったV8を積む高級車を売るために作られたブランドであったが、一車種では商売にならないと考え、同時にFFセダンのレクサスES250も発売された。以来アメリカではレクサスが大ヒットするのだが、実際に売れていたのはESシリーズやSUVのRXシリーズであった。レクサスが目指した“本物のFR高級車”は、LSとGS、後にISも加わるが、FRレクサスはメルセデスやBMWの後塵を拝することになった。
2007年に満を持して開発されたLSは、専用プラットフォームとV8ハイブリッドという個性的なハードウェアのおかげで、それなりの成功は収めたものの、メルセデスSクラスと同じくほとんどが法人需要であった。“本物”が分かる個人ユーザーを獲得することがレクサスの本当の願いなのだ。その意味ではアッパーミドルのGSこそが、レクサス成功のカギを握っていると言っても過言ではないだろう。
しかしGSのセグメントはメルセデスEクラス、BMW 5シリーズ、アウディA6などのライバルが存在するだけに、中途半端な技術やデザインでは太刀打ちできない。ドイツのプレミアム御三家を相手に本気で競争できるのか、2世代目GSの挑戦が始まったのだ。
そこでレクサスチームは新しいプラットフォームを開発して意欲的に挑戦する決心を下した。クラウンなどのプラットフォームを流用していては世界と戦えない、と考えたのは当然のことであろう。パワープラントはV8を廃止し、V6ハイブリッドが新しいGSのフラッグシップとなった。さらにガソリン車としては3.5リッターの「GS350」と2.5リッターの「GS250」が加わる。さらに詳しくスペックを見てみよう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも
【1200万円超え】レクサス「GX」出た! 先行モデルは抽選100台の狭き門。正式発売は秋までお預け
【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!?
N-VANにアウトドア風「スタイルプラス ネイチャー」登場。商用バンのお洒落ホビー化が加速!
マツダの頂点3列SUV「CX-80」発表! 内装は期待を裏切らない高級感。ボディカラーは新色?
【待ってたぜ】トヨタ「ランドクルーザー250」発売! まずは限定8000台の特別仕様車から
ホンダがBEVで反転攻勢!! 中国で「烨シリーズ」を一挙3台公開…ってコレ全部何かに似てない?
【非常識にもほどがある!】アルファの新型「ミラノ」が「ジュニア」に改名でメーカーが怒りの声明を出したワケ