スーパーカーバブルの中国、最新クルマ白書
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:柏田 芳敬、小沢 コージ
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:柏田 芳敬、小沢 コージ
いやはやビックリしてしまった。そう、中国のスーパーカーブームだ。昨年、中国の自動車マーケットが初めて米国超えの世界最大1800万台を記録したので、こっちも凄かろうと思って調べたら実に凄い、凄すぎる!
というのも先日、北京で行われた「ランボルギーニアカデミー」に行ってみたが、聞いたのはハンパないマーケットデータ。まず昨年中国全土で売れたランボルギーニは実に208台! 一見少なく思えるがとんでもない。グローバルで2番目、09年比で150%増であり、今年上半期は年間300台のペースで推移している。つまり2年連続で“前年比150%増”が見込める超右肩上がりマーケットなのだ。しかもそれが達成されると2011年、世界で最もランボルギーニが売れた国は北米を抜き、“中国”ということになる。
要はクルマが売れる売れるとは言っても、安いものばかりなら恐れるに足りない。だが、同時に高いモノも売れるということになると、名実共に中国マーケットは“世界最優良”になる。台数だけでなく、質においても“アメリカ越え”が見えてくるわけだ。
もちろん今の中国経済はバブル崩壊の危険性含みで、いつまで続くかが疑問視されているが、なんとか耐えきり、ソフトランディングする可能性もなくはない。
そして当然ディーラー数も増加の一途で、昨年北京、上海、香港を始めとする主要9か所でのオープンに加え、11年は5か所も追加。うなぎ登りに増えている。
とはいえ、聞けばその値段はハンパじゃない。現場にいた中国人記者によると「フェラーリ458やガヤルドが300万元前後」。単純に1元=12円で計算しても3600万円と高いだけでなく、当然家も買える。むろん、日本でも3000万円は家に匹敵する価格だが、そのプライオリティは異なる。だが、それでもスーパーカーは売れているのだ。国全体のGDPでは日本を抜いたとはいえ、1人1人の金額はまだ少ないのにいったいこれはどういうことなのか?
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
日産が新型「和製スーパーカー」初公開へ! 1300馬力超えの「“R36型”GT-R!?」! “匂わせ”デザイン採用の「Hフォース」中国登場へ
どんなセダンとも似ていない! [トヨタ アリスト]は最強の乗り物だった!
「おもてなし精神」に敬礼! 日本人でも感心する日本人らしい「かゆいところに手が届く」クルマの秀逸装備5つ
常識覆す「豪華すぎるマイクロバス」が登場!座席は「ほぼ全て窓側」特別仕様
トランプ当選で、NATOが形骸化? ほくそ笑むプーチン、ロシア撤退の「日本車メーカー」は今後どうなる
トヨタ新型「ヤリス」発表! 約460万円の「小さな高級車」仕様もアリ! “新”ハイブリッド“搭載の「ヨーロピアン仕様」波で公開
【インタビュー】2024年MotoE電動レーサー、ドゥカティ「V21L」はいかに進化したのか
「#ワークマン女子」が北海道初出店! アリオ札幌に4/26オープン
最近のベンツってフロントガラスが青くない? どういう仕組み? 車検は通るの?
ポルシェ カイエンに500psのV8ツインターボを搭載するGTSとGTSクーペを追加
次期「ハチロク」登場か 「新GR86」お披露目!? 1.6Lターボ&新MT採用で進化がヤバい! 既販&次期見据えた開発状況は?
【MotoGP】かつてのロッシを思い出させるペドロ・アコスタ、新人でタイトル争い候補に? マルケス「そう考えない理由はない」
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも