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低燃費タイヤ3本比較  ベストチョイスはどれだ

低燃費タイヤの時代がやってきた

転がり抵抗とグリップ性能は、大雑把に言うとトレードオフの関係にある。だから「多少燃費が悪くなろうが、グリップ性能が高いほうが安全である。」という理屈は決して間違っていないと思う。ただ、昨今のエネルギー問題や環境問題を考えると、燃料の浪費は好ましくない。転がり抵抗が少なくてグリップ性能もいいタイヤはないものだろうか? というのはだれもが抱く疑問だろう。

今年の年末から、欧州でタイヤのラベリング(グレーディング)制度が始まる。転がり抵抗、通過騒音、ウエットグリップ性能などの基準を定めたものだ。そんなの去年から日本でもやってるじゃないか、と思われる人もいるだろうが、日本のグレーディングは欧州の基準を参考に作られたものなのだ。それまで各メーカーが独自に、当社比何%転がり抵抗低減といった表示を行い、低燃費タイヤを謳っていたのだが、その基準ははなはだ曖昧だった。

そこでユーザーへの低燃費タイヤの普及促進を目的に、国土交通省と日本タイヤ協会が低燃費タイヤのガイドライン=タイヤのラベリング制度を作ったというわけなのだ。

各メーカーが同じ基準のグレーディングを採用し、一定の基準、「転がり抵抗」は「AAA~A」、「ウエットグリップ」は「a~d」を満たしているものを低燃費タイヤと呼ぶことになった。全メーカー共通の基準で「転がり抵抗」と「ウエットグリップ」が分類され、大雑把にではあるが性能を横比較できるという点でとても画期的なことだ。

…とはいうものの、タイヤそれぞれに個性があり、メーカーの考え方が反映されている。そこで今回はダンロップ、ブリヂストン、ヨコハマの3メーカーから、ほぼ同クラスにカテゴライズされるであろうタイヤを選び、その性能差が感じられるものなのかどうか、試乗してみることにした。

(タイヤラベリング制度詳細参考資料=http://www.jatma.or.jp/labeling/pdf/labelingseido.pdf)

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