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新型エクスプローラー、何から何まで大改造!

アメリカンSUVの未来がある

新型エクスプローラーの3.5リッターV6エンジンは290ps、2リッター直4ターボは237psを発揮する。これは従来の4.6リッターV8が296ps、4リッターV6が213psだということを鑑みると、数値的に不満がないのがわかる。しかも、V6が20%、直4ターボが30%、従来エンジンに対して燃費性能を向上させているのだからこの上ない。エンジンのダウンサイジングは見事に成功したといっていい。

ただ、今回の試乗会ではV6のみのテストドライブで、直4ターボは用意されていなかった。本国ではオプション扱いということだから、遅れているのだろう。日本導入は2011年夏頃となるようだから、それまでには一度テストドライブしてみたいものである。

それではV6の性能はどうだったかというと、これが実に申し分ない。6速ATとのマッチングがいいのか、ものすごくスムースに吹け上がりながらシフトアップしていく。ATをマニュアルモードにすれば6000回転まできれいに回った。

ところが、そのマニュアルモードに少々残念な部分がある。なんとシフトチェンジはパドルではなく、シフトレバー横の小さいスイッチ。その「+/-」を親指でこじんまりと操作するというのだ。せっかくここまでオールニューなのだからパドルシフトを用意して欲しかった気がする。

この他の目玉は、SONYがオーディオやナビゲーションなどをすべて手掛けている点。音源にUSBやiPhoneを使えたり、ボイスコントロールでナビ操作や温度調整ができたりする。まぁ、日本語でどれだけできるようになるかにもよるが、使いこなせたらきっと楽しいカーライフになるに違いない。というか、この辺はアメリカ人っぽいアイデアともいえる。なんとなくSFチックだ。なにはともあれ、彼らは自信満々にこのシステムを我々にプレゼンしていた。

というように、新型エクスプローラーにはこれまでの常識を覆す内容が満載される。そこにSUVの未来があるといってもいいだろう。 それはともかく、個人的にはV8を捨てたアメリカンSUVに日本のマーケットがどう反応するか興味は募る。

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