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個性くっきり! 新型レンジローバースポーツ

スポーティな個性をより明確化

北米市場でひと儲けしようとドイツ勢が大挙流れ込んできて始まった、いわゆるプレミアムSUVブームは、レンジローバーにとっては痛し痒しというところだったに違いない。セグメント全体の注目度の高まりは商機の拡大に繋がる。しかしライバル達が、まるでレンジローバーを目の敵にするかのようにスポーツ性を打ち出してくると、若いユーザーにとっては守旧派的存在に見られてしまう可能性もある。スポーツ性とは、別にSUVでもスポーツカーのように走りたい人のためにあるわけではなく、ブランドを若々しく定義するのにもってこいなのだ。

レンジローバースポーツは、ひとつにはそうした経緯もあって投入されたモデルだと言えるだろう。ヴォーグを突然スポーティに振ることは許されない。それならば、というわけだ。更に言えば、それはヴォーグの更に上の価格帯への移行をスムーズにする役割をも果たしたと言えるかもしれない。フォロワー達より、ひとつ上のクラスを創造するために、である。

2010年モデルのレンジローバースポーツは、そうした本来のキャラクターをより一層強化する存在だと言えるだろう。エクステリアを見れば、プロポーションだけでなくディテールの構成までヴォーグとは違った、よりクールな雰囲気を纏い始めているのが解るはず。インテリアも囲まれ感が強くヴォーグとは違ったパーソナル感のある空間設計にクオリティが追いついて、ようやくそれらしい表現が出来てきたという印象だ。

確固たる存在感、独自性を主張し始めた内外装に見合ったものとするべく、当然走りっぷりもグッと強化されている。「ランドローバーがここまでやる?」というくらいのその走りについては、次頁から詳しくお伝えしていこう。

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