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スバル初の本格ミニバン エクシーガの走り味は?

ごく自然なアプローチで開発が進んだ

こうしてコンセプトカーの世界ではもはや伝統のネーミングともいえる「エクシーガ」を名乗って登場したスバルのミニバンは、ご覧のとおり、レガシィの7シーターにしか見えないが、中身はレガシィではない。プラットフォームはインプレッサ系……というか、正確にいえばサスペンションの基本構成パーツはすべてフォレスターと共通だという。パワートレインはNAが4AT、そしてターボが5ATだから“インプレッサとレガシィの混成軍”といったところか。

価格は最も安価な2.0iのFFで200万円を切り、他のグレードもすべて200万円台に収まるから、いわゆる車格もレガシィよりワンランク下になる。実際、ダッシュボードも専用デザインだが、インテリア各部に採用される素材選びやエクステリアの仕上げ水準は、インプレッサやフォレスターと同等のものと考えていい。つまりレガシィよりはワンランク下だ。

しかし、自分で書いておいてなんなのだが、エクシーガをつかまえて、ベースがどうとか、車格はうんぬん……といった話はあまり意味を持たない。現時点ではスバルにこれ以外の7シーターの開発予定は皆無で、エクシーガは“スバル7シーターの決定版”として開発された。1660mmという全高も既存のライバルを意識したのではなく、「シアターレイアウトのサードシートで最低限のヘッドルームを確保したら……」という条件でなかば自動的に導き出された数値だというし、200万円台の価格帯はすべてのミニバンの購入動向から決められたという。プラットフォームもレガシィうんぬんではなく、最新のものが選ばれただけだ。そう考えると、レガシィ風のスタイリングも、スバルにとってはまったく自然発生的に選ばれたものなのかもしれない。

それはそうと、聞くところによると、このインプレッサ系のプラットフォームはもともと、最終的にお蔵入りした試作ミニバン(それはこのエクシーガよりずっと車高の低い「7シーターワゴンクーペ」のようなクルマだったらしい)の先行開発から生まれたものだという。

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