70周年を祝うポルシェの目玉はタイカンと911スピードスター
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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もう一つのワールドプレミアは911のバリエーション「スピードスターコンセプト」である。まだコンセプトの段階であるが、販売は確実で、過去を振り返ってもカブリオレとタルガに続くオープン限定モデルとして最早定番だ。911系としては「930」「964」「997」に続く4番目の登場となる。ただしいずれも限定モデルであった。
スピードスターの最も大きな特徴といえる低められたウィンドシールドとそれに呼応したサイドウィンドウ、小さな2人用のキャビンを最小限覆うだけのシンプルなキャンバストップ、そしてパッセンジャー後方のロールバーを覆うように後方に伸びたカーボン製のカウリングが広がっている。
インテリアはクロームを廃した真っ黒なステアリングホイール、カーボン製のスポーティなバケットシート、そしてダッシュボードにはオーディオやナビゲーション、さらにはエアコンも見当たらない。
ボディはフェンダー、フロントボンネット、リアのカウリングなどがカーボン製で、クラシックなドアミラーとフロントリッドの中央に給油口、そしてクラシックなタルボ・ドアミラーが1950年代の「550スパイダー」を彷彿させる。さらにヘッドライト・カバーにはXのぼかしが入っているが、これは昔、跳ね石などでガラスの飛散を防止するために貼ったテーピングを表現したものだ。
開発は「GT2 RS」や「GT3 RS」を手がけたポルシェ・モータースポーツ部門で、フラット6エンジンはおそらく500馬力以上のチューニングがなされているはずである。またシャーシもGT3をベースに21インチ・タイヤが装着される。ホイールは昔のフックス(FUCHS)製に似たデザインでセンターロックである。
発売時期はおそらく992(次期911)の発表後、2019年の秋頃になると思うが、その限定数は過去の例から言って1948年に引っ掛けた台数になる可能性が大きい。
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