ゴルフ譲りの新プラットフォームでサイズも高級感も増した新型ポロに試乗
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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その感覚は走り出しても変わらない。今回は、まず70kW(95PS)と175Nmを発揮する1.0L 3気筒ターボの1.0TSIに7速DSGを組み合わせた「ハイライン」のステアリングを握ったのだが、その走りは、確実にクラストップレベルにあった。
アウトバーンでの加速力には若干物足りなさを感じたものの、市街地では必要十分以上の動力性能を披露した1.0TSIは、3気筒ながら安っぽさは感じられず、静粛性も高い。走行中はエンジン音より風切り音の方が気になったくらいである。またハンドリングは弱アンダーステアで扱いやすく、ステアリングフィールもスッキリとしていながらダイレクト感もあり、とても安心感が高い。
そして乗り心地だが、「さすがはMQB!」と膝をたたいてしまうほどしなやかでフラット感が高く、兄貴分のゴルフやパサートに通じる上質感が感じられるのだ。先代もモデル末期までとても完成度の高いクルマであったが、新型の乗り味は、確実に1クラス上のレベルにある。
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