未来のVWゴルフと言われる電気自動車「I.D.」に初試乗した
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
フォルクスワーゲンはディーゼル・ゲート事件(2015年9月に発覚した排気ガス不正)を機に大きく変わろうとしている。その戦略は徐々に功を奏しており、昨年、そして今年に入っても販売台数はトヨタ自動車を上回り、世界のトップ自動車メーカーとして返り咲いた。
これは主に中国市場に依存していた同メーカーの運が良かったのと、将来的な戦略でもB-EV(電気自動車)を軸にカーボンニュートラル社会に対応しようと積極的に舵を切っていることに理由がありそうだ。欧州や北米では、電気自動車の普及を目指して各国政府がEV普及に対してインセンティブ(購入援助金)などで積極的に後押しをしていることも影響している。特にノルウェーでは25%の付加価値税や自動車税に加えて、高速道路、フェリー料金までが免除される他、電気代は無料、バスレーンなどの通行も許可されるなど大判振る舞いだ。お陰でこの国では新車登録台数の20%をB-EVとP-HEVが占めている。
ドイツでも、政府の後押しで2020年までに100万台の普及を目指して、昨年からは4000ユーロの購入補助金制度を導入している。また、これに応えるカタチでドイツ自動車メーカーも普及をコミット、メルセデス・ベンツはB-EVブランド「EQ」を設立、2025年までにB-EVとP-HEVで生産台数の15~25%を占めるようにすると宣言した。そして冒頭に述べたように、方向転換を目指すフォルクスワーゲンは2025年までに100万台のB-EV(とP-HEV)を販売すると発表している。その証として昨年秋のパリサロンに登場したのが今回世界初試乗となった「I.D.」である。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
[新型トライトン]早くも要改善!? ランドクルーザー250並の機能が欲しい……せっかく装備してんだからカメラ目一杯使おーぜ!!
衝撃! ”空力の鬼才”エイドリアン・ニューウェイがレッドブル離脱か
インディカー初参戦のテオ・プルシェールが次戦も続投へ。「彼の戦い方に感銘を受けた」とチーム代表
粉っぽい空気に要注意!! クルマの健康寿命を縮める[粉]の正体と対処法
カブト、新グラフィックモデル『KAMUI-3 RIDGE』を追加。2024年4月から発売
ニッサン・フォーミュラE、伝統のモナコへ。連続する好成績に「チームの士気は高い」と監督も期待
変なあだ名のクルマと言わないで! あだ名は[愛されキャラ]の証なんです
メルセデスの「SL」の始祖は「300SL」だった。ル・マン24時間でも優勝したアイコンはなぜ生まれ、どのように発展したのでしょうか?
「4EVER Untamed」のキャッチを掲げた第6世代の新型トヨタ・4ランナーが米国デビュー
フォルクスワーゲン「ポロGTI」誕生25周年!記念モデルを227台限定で発売
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身