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日産、フェアレディZベースのコンプリートカーをSEMAショーで公開

日産はSEMAショーにおいて、「370Z」(日本名:フェアレディZ)ベースのコンプリートカー、「ニッサン・グローバルタイムアタックTT 370Z」を発表した。

米国で“Zカー(ズィーカー)”の愛称で親しまれるフェアレディZは、その長い歴史の中で、数々のコンプリートカーが日産の手により作られてきた。今回その系譜に連なるべくデビューしたTT 370Zは、日産モータースポーツチームが著名チューナー「Z1モータースポーツ」とコラボし、2020年のタイムアタックレースを戦うために仕上げた1台。

その目玉は、何といってもフロントの3.7L V6DOHCユニット。現代では希少な自然吸気エンジンはギャレットGTX 3076ターボチャージャーによって過給を受け、750馬力以上にまで出力が高められている。組み合わされるのはA HGT Precisionの6速シーケンシャルトランスミッションで、燃料マネジメントシステムやエグゾーストシステムもレース用に換装。強化クラッチの装着に加え、NISMO製ディファレンシャルもGT-Rから移植されている。開発にあたっては、370Zの装備品を一度ほぼすべて取り除き、まっさらのモノコックから出発したというから、気合いの入りようは半端ではない。

また、サスペンションとステアリングは、NISMOのレーシング用コンポーネントを使ったカスタムメイドのタイムアタック仕様とされ、ブレーキもブレンボ製の専用品。さらにはNISMO製ラジエーター、オイルクーラーなども奢られ、さながらレーステクノロジーのショーケースとなっている。足回りを引き締めるアロイホイールはRAYS製18インチ。タイヤは315/30R18サイズのYOKOHAMA ADVAN A052だ。

もちろん、車内にもFIA規格のカーボン製シートが据え付けられ、セーフティネットが張り巡らされるなど即タイムアタックに出場できる設えとされた。シートにはドライバーをがっしりと固定するレースハーネスが備えられ、インストゥルメントパネルも特製品にリプレイス。ステアリングにはクイックリリース機構まで備えられている。

スペシャリティクーペとは異なる一面を見せてくれたZカー。来シーズンは是非レースでの活躍を期待したい。

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