ホンダeの量産仕様を初公開。日常使いで現実的な航続距離と価格感
掲載 更新 carview! 文:ケニー 中嶋/写真:ケニー 中嶋
掲載 更新 carview! 文:ケニー 中嶋/写真:ケニー 中嶋
IAA2019フランクフルトモーターショーに出展した唯一の日本メーカーとなったホンダが発表したのは次世代EV「ホンダe」の量産仕様だ。今春3月のジュネーブショーで発表された同プロトタイプをそのまま量産化したようなスムーズでクリーンなラインで構成されたコンパクトなボディ、ポップアウトドアハンドル、コンパクトクラス初となるサイドカメラミラーシステムの採用などにもプロトタイプとの相違点は見当たらない。インテリアの質感も非常に高く、水平基調のダッシュボードに2枚並べた12.3インチLCDタッチスクリーンを含め計6枚のモニターが連なる景色は圧巻だ。
専用プラットフォームの採用で前後車軸間のフロアー下にバッテリーが収まり、モーターをリアに配置した後輪駆動を採用。モーター出力は100kW(136ps)、または113kW(154ps)の2種類が用意される。35.5kWhのコンパクトなバッテリーを積み、最大220kmの走行が可能だ。気になる発売価格だが、ドイツでの補助金となるエコボーナスを差し引いた状態で3万ユーロを切る2万9470ユーロ(約320万円)と発表された。
LPL主任研究員の人見康平氏は、「僕らは単にEVをつくりたかったのではなく、ケース(階段)を登っていくネクストジェネレーションのスモールカーを解りやすく表現できるクルマをつくりたかった」と言う。「単に航続距離を伸ばすというのであれば、バッテリーを沢山積めばよいのですが、このサイズや重量を維持しつつ、その分バッテリーに掛かるコストを質感の高い内装などに使えれば」との言葉からも、今回のフランクフルトモーターショーで同時に発表された同価格帯となるスモールEVのVW ID.3やミニクーパーSEなどが直接のライバルとなる車を出してきたというわけではなさそうだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
【MotoGP】フェルミン・アルデゲル、MotoGP昇格決定しMoto2ラストシーズンにやる気MAX「新たな冒険のためにも最高の結果を目指す」
【ひねもすのたりワゴン生活】滋賀から城崎、そして神戸 5日間1500kmのクルマ旅 その4
2024年物流問題の助太刀? 三菱「ミニキャブバン」/「タウンボックス」一部改良 走破性向上
『角田裕毅プレゼンツ カートウォリアーズ』、J SPORTSでの放送決定。国内トップドライバーが集結
「今年も首都高とKK線止めてみよう」銀座“空のホコ天”再び 24年は3日間!「昨年2万人応募ありまして…」
4月からの新しいCEV補助金の概要判明 EV補助額「85万~15万円」と差も
RX-8 パジェロミニ サンバー ブレイド……10年前の日本車はこんなに面白かった!! 2012年の「消えていったクルマたち」10選
新車購入から42年! 日産「フェアレディZターボ」の大きなトラブルはクラッチ交換のみ。「いまでも週1で必ず乗っています」
フォルクスワーゲンID.4が映画「ゴジラ×コング」とコラボ! GW期間中に映画館で、二子玉川で、正規販売店で、連動イベントを開催
東京六本木に1夜限りのサーキット登場、日産主催のフォーミュラE前夜祭 3月21日
ホンダ新型「格安SUV」実車公開! 200万円ちょいの新型「WR-V」特別カスタム仕様をお披露目へ!
メルセデス・ベンツの新型2ドアクーペ「CLEクーペ」が日本上陸|Mercedes Benz
青のストライプと真っ赤な内装、どちらがお好み? 「コルベット」特別仕様車は限定40台
【ズルいぞトヨタ!】欧州版「ヤリス」の商品改良が日本版より豪華&内容充実な“裏事情”とは
【やっぱり出るの?】開発継続が確認された新型「コペン」は定石通りこの夏に登場するのか
「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
日本も常識になりそうな「オールシーズンタイヤ」ってなに? 財布と場所と面倒を同時に解決
ついに3000万円台に突入ダ! 「ニッサン GT-R」2025年モデル発表。伝説は続くのか…?
ホンダ ヴェゼル新型予告! シティ派からアウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”ってなんだ?
【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
いま買っとけ! 「コスパMAX」なのに…値上げ前や販売終了が迫る国産車4選