韓国ヒュンダイのデロリアンを思わせるレトロフューチャーなコンセプトカーはなかなかの力作かも
掲載 更新 carview! 写真:Hyundai Motor America 3
掲載 更新 carview! 写真:Hyundai Motor America 3
フランクフルトショー2019、たまには欧州や日本以外の注目車をと思って探していたところ、ヒュンダイが出展したEVのコンセプトモデルが味わい深い感じであります。
「45 EV コンセプト」と名づけられたこのコンセプトカーは、イタルデザインが1974年に手掛けたヒュンダイのコンセプトカー「ポニー クーペ」へのオマージュとして製作されたとのこと。ちなみに当時のイタルデザインは、20年代の複葉機にインスパイアされてポニー クーペを製作したのだとか。
オリジナルを知らない日本では、直線の多い折り紙のようなボディパネルや、四角い4灯風LEDライトなどから映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で人気になった「デロリアン DMC 12」を思い出す人が多そう。というか、デロリアン DMC 12もジウジアーロ(つまりイタルデザイン)の作品でした。イタルデザインのオフィシャルサイトでは、このポニー クーペがDMC 12の源泉になった的な記述もあったりして、ヒュンダイのデザイナーはそのあたりも伏線としてアレンジしたんでしょうね。ちなみに編集は2013年の東京MSで話題になったけど日の目を見なかった日産「IDx」なども思い出しました。
デザインスタディなので、ドアが前後スライド式でBピラーレス、新開発のEVプラットフォームが使われているという設定以外は、それほど注目の機能はありませんが、オーガニックな素材使いのインテリアも大人な雰囲気で、ドイツメーカーの金太郎飴作戦に食傷気味の編集には新鮮に映りました。
日韓関係が微妙なだけに、今までにも増して日本では黙殺されそうなお隣の国のデザインコンセプト。クルマ好きとしてはあら捜しなどぜず、それなりにフェアな気持ちで眺めたいものだなあと思ったのでした。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
コンパクトなのに積載性ハンパなし!? [新型WR-V]はキャンプにもピッタリ! ホンダが提供する新たなライフスタイルとは?
2024年3月 中古車相場 値上り・値下りランキング ランクル70、高値傾向に
【2024年3月 中古車見積ランキング】プリウス(50系)がトップに返り咲き
GTワールドチャレンジ・アジアがセパンで開幕。8台参加の日本勢はDステーションが総合6位入賞
キャンプにオススメ!野外での“トイレ事情”を解決する「キャンパートイレ」発売
三菱 コンパクトSUV「ASX」改良モデル発表 “ダイナミックシールド”強調した新デザイン
「ランクル250販売前線」悲喜こもごも?? 意外に多い「辞退客」とは? ディーラーごとに対応は千差万別だった
テスラ「モデル3」 最高速262キロ!専用デザインの新グレード「パフォーマンス」追加
ヒョンデ、高性能EV「IONIC 5 N」の国内仕様車の概要を発表 4月25日から期間限定モデル「First Edition」の購入予約受付を開始
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
新型スイフトスポーツも新型ワゴンRも24年夏に登場予定か!? スズキは計5台の新型を投入で戦力アップなるか
「SLS AMG」の偉大さをメカニズムから検証。速さだけでないメルセデスの安全思想も注ぎ込まれた最高傑作の1台でした
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも