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メルセデスの近未来EVサルーン「EQS」は940個のLEDがグリルを妖しく演出する

メルセデスベンツは9月10日、フランクフルトモーターショーで「ヴィジョンEQS」を発表した。これはメルセデスベンツがEV専用ブランドとして立ち上げた「EQ」シリーズ初となるセダンモデルのコンセプトだ。次世代の電動大型高級セダンをイメージしている「ヴィジョンEQS」のエクステリアデザインは、伸びやかな「ワン・ボウ」プロポーションに継ぎ目のないシームレスで一体感のあるフロントグリルや前後のライト類を採用している。

ボディを360度回り込むライトベルトや、ボディ表面に埋め込まれたLEDが織りなす奥行きのある立体感あふれた表情が刻々と変化。フロントグリルは940個ものLEDがマトリクスを構成している。様々な情報表示を可能とするヘッドライトや、無数の光るスリーポインテッドスターで構成されたテールランプなどにもEQらしいユニークな演出が施される。

前後輪軸にモーターを配し、4輪を駆動するモーターの合計出力は350kWとスーパースポーツカー並みの動力性能を誇り、0-100km/h加速は4.5秒以内とのこと。WLTP計測での航続距離は最大700kmで、急速充電を使用すれば80%の充電を20分以内で行うことが可能だ。またヴィジョンEQSは最新のレベル3の自動運転をサポートしている。もちろん基本はドライバーがクルマをコントロールするものであるとしている。

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