DS3クロスバックは個性的デザインと走り味でドイツ車にはないフランス流の世界を見せる
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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Grand Chicに標準、So Chicに19万円で用意されるパッケージオプションの全車速追従アダプティブクルコン(ACC)も試してみました。国産車やドイツ車の最新レベルほどではないものの、レーンキープの制御は積極的。レインボーブリッジにアプローチする11号台場線や台場出口のカーブもグイグイと曲がり、違和感も少なめです。これは使えそう。
一方、オプション(23万9220円)のタッチスクリーン式ナビは7インチと画面が小さめで、使い勝手もライバルたちの最新のインフォテインメントのようなトピックはありません。ソーシック以上のグレードに標準装備のモニターでApple CarPlayとAndroid Autoが使えるので、スマホで済ませてもいいかもしれません。
価格は安いほうから「Be Chic(ビーシック)」が299万円、「So Chic(ソーシック)」が357万円、「Grand Chic(グランシック)」が404万円で、一番安いBe Chicは受注生産なので、主力はSo ChicとGrand Chicの2グレードとなります。サイズ感も似たアウディ Q2(299~411万円)と価格帯もほぼ競合しています。
個性的な内外装の印象が先行しがちですが、乗ってみると最新プラットフォームで設計された真っ当なコンパクトSUVで、走りにフランス車らしい個性的な味わいがあるというのが、DS3クロスバックの印象。同じ新世代プラットフォームを使う次期「プジョー 2008」や次期「208」も乗り比べてみたいと思いました。
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