独メルセデス、最上級SUVの新型「GLS」を披露。プレミアムSUVのベンチマークとなるか
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
独メルセデス・ベンツは6月24日、フルモデルチェンジしたフラッグシップSUV、新型「GLS」を発表した。
GLSは2006年に発表された初代「GL」を起源とするフルサイズSUV。2015年にはSクラスに相当するトップモデルであることを明確にすべくGLSの名が与えられ、これまで米国と中国を中心に全世界で55万台を売るヒット作となっている。
GLSとして2代目となる新型のボディサイズは全長5207×全幅1956×全高1823mm。ホイールベースは先代より60mm延長され3135mmとなり、室内にさらなる余裕をもたらしている。エクステリアは「Sensual Purity(官能的純粋)」というメルセデスの新たなデザイン言語に沿って、プレスラインを廃した滑らかな造形となり、大柄なボディにもかかわらず鈍重さを感じさせない仕上がりとなっている。
オプションで6人乗りも選択可能となったインテリアには、すべて電動調整式となる3列のシートが備えられ、最後列も194cmの身長まで乗車できるという。また、2列目シートは100mmのスライドが可能となっているほか、ラゲッジルームも最大で2400リッターまで拡大でき、ユーティリティも万全。もちろんシートの折りたたみなどはスイッチ一つの電動式だ。
パワーユニットにはいずれもターボ過給付きガソリンとディーゼルが用意され、前者は3.0リッター直6と4.0リッターV8、後者は出力違いで2タイプの3.0リッター直6となる。注目は、トップモデルの「GLS580 4MATIC」が積む4.0リッターV8ガソリンで、この新開発の電動化ユニットは、エンジン単体による最高出力489ps、最大トルク700Nmに、必要な場合には48V電装で駆動する電動スタータージェネレータによって22ps/250Nmのアシストが上乗せされる。
足回りは自動で車高を調整するエアサスペンションが標準で、路面状況に応じて各輪のサスペンションを個別に制御し、カーブでの車体傾斜機能まで備えた「Eアクティブ・ボディ・コントロール」もオプションで選択可能だ。
プレミアムSUVの新たなベンチマークとなりそうな新型GLS。そのスタートプライスは、欧州で85,924ユーロ(約1050万円)と発表されている。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
マクラーレンの新店舗が横浜みなとみらいにオープン、さらにアルトゥーラ スパイダーを日本初公開 2つの相乗効果にせまる
HRCホンダレーシングが、日の丸カラーの『シビックタイプR』でスーパー耐久2024年シーズンに挑む
”フェラーリ経験者”のアラン・プロスト、ハミルトンの跳ね馬移籍を語る「決断は理解できるが、溶け込むのは簡単じゃないよ」
世界初公開の「小さな高級車」いきなり車名変更! 新車発表から「わずか“6日”」で急転直下の大決定! 何があった!?
30年前、アイルトン・セナが岡山でベネトンへの“疑い”を強めた日:1994年F1パシフィックGP
好調の角田裕毅が語る、感情コントロール。“暴発”抑えるよう心がけ「慣れてないから神経を使うけど……レースで結果がついてきている」
トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
マツダ、欧州で3列シートSUV「CX-80」を初公開
トヨタ新型「“9人乗り”ミニバン」発表! 全長4.4m級から選べる「超静音モデル」! 精悍顔の「新プロエース」に反響も…約643万円から英に登場
トヨタ ランドクルーザー「250シリーズ」が520万円~で発売開始!丸目ランプの ZX"First Edition"とサンドカラーのVX"First Edition"は、限定8000台の特別枠だった
知らない土地を走るときは「ローカル・ルール」にご注意!「名古屋走り」や「茨城ダッシュ」の意味をご存知ですか?
マツダばかりの2日間! 「MAZDA FAN FESTA 2024 IN TOHOKU」は老若男女がモータースポーツを楽しめるコンテンツ満載だった
マツダの頂点3列SUV「CX-80」発表! 内装は期待を裏切らない高級感。ボディカラーは新色?
【待ってたぜ】トヨタ「ランドクルーザー250」発売! まずは限定8000台の特別仕様車から
ホンダがBEVで反転攻勢!! 中国で「烨シリーズ」を一挙3台公開…ってコレ全部何かに似てない?
【非常識にもほどがある!】アルファの新型「ミラノ」が「ジュニア」に改名でメーカーが怒りの声明を出したワケ
【どっちがイイ!?】人気急上昇中 ホンダ「WR-V」とトヨタ「ヤリスクロス」をガチンコ比較してみた
【レクサス乗り必見】新型「GX」試乗もある豪華キャンプ募集中。公式&公認カスタムも萌える!
【日本は遅れてるは勘違い】EVの元祖「リーフ」の次期型は待つ価値あり? 電池と航続距離は?
日産サクラがBEV国内販売No.1を獲得! 支持される理由は? 購入には注意点も
【開幕】珠玉のコンセプトカーから貴重なお宝まで。オートモービルカウンシル24の見どころを解説!