日産自動車は7月16日、スカイラインのマイナーチェンジモデルを発表しました。トピックは日産の運転支援技術「プロパイロット」の進化版「プロパイロット 2.0」の搭載(ハイブリッドモデルのみ)。ガソリンエンジンモデルには新開発のV6 3.0L直噴ターボが搭載され、300psの「GT」「GT TypeSP」「GT TypeP」と、スカイライン史上最強の400psを発揮する「400R」の2機種を設定しました。
エクステリアは日産のデザインアイコン「Vモーショングリル」が採用され、インフィニティバッジから日産バッジに変更。テールランプにはかつてスカイラインの象徴であった丸目4灯テールランプが復活しています。
プロパイロット 2.0は、ナビゲーションでルート設定をすることで高速道路の本線に合流後、追い越しや分岐での車線変更を含め、出口までの運転支援を行います。車両に搭載された7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーによって車両の周囲360°の状況を認識し、さらに3D高精度地図データを使用して周囲のクルマと自車位置を把握。システムが車線変更のタイミングをドライバーに告知し、スイッチ操作で車線変更支援を開始します。
追い越し支援は、前走車がドライバーの設定速度より遅い場合に、システムが追い越し可能と判断するとディスプレイへの表示と音で通知。ドライバーがステアリングに手を添えてスイッチを押すと右側車線に車線変更し、追い抜きが完了すると再度システムが車線変更可能なタイミングを知らせ、同じ操作をすることで元の車線に戻ります。また、ドライバーが自分の意志で車線変更したい場合は、ウインカーを出したあと、システムが追い越し可能と判断すれば追い越し、完了後に元の車線に戻ります。
プロパイロット 2.0はステアリングから手を離した状態での走行となる「ハンズオフ走行」にも対応。同一車線内のみですがナビのルート設定をしなくても使用できます。ドライバーはモニターカメラによって監視され、頭が下がったり前方から目線がずれたりするとシステムが警告。その際に反応が無い場合は車両を緊急停止させ専用オペレーターに自動接続されます。ハンズオフでの設定上限速度は100km/hで、トンネル内、対面通行の道路、カーブ、料金所や合流では使用できません。
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