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DS3 クロスバックは都会以外に似合うシチュエーションが思いつかない超都会っ子SUV

ドアハンドルが自動でせり上がるリトラクタブルドアハンドル

シトロエンのラグジュアリーブランド、DSオートモビルが昨年発表したミドルクラスSUV「DS7 クロスバック」に続いて、第2弾のオリジナルモデルとなるコンパクトなラグジュアリーSUV「DS3 クロスバック」のプレス向け内覧会を行いました。

国内導入記念グレードとなる「ラ・プルミエール」は4月半ばよりオンライン予約を開始していましたが、6月26日よりカタログモデルのラインアップを開始し、その実車のお披露目となったわけです。

CMP(コンパクト・モジュラー・プラットフォーム)というPSAグループの電動パワートレーンまで対応可能なコンパクトカー向けの新世代プラットフォームを初めて採用したDS3 クロスバック。そのボディサイズは全長4120×全幅1790×全高1550mmと、日本でも取り回ししやすく、駐車場探しに苦労することも少なそうです。パワートレインもボディサイズに見合った、最高出力130ps/最大トルク230Nmの1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに8速ATの組み合わせのみとなっています。

DSオートモビルは、DS3 クロスバックを「都市生活者のためのBセグメントSUV」と位置付けていて、なるほど見た目もまったくと言っていいほど土の香りはせず、どこまでもスマートでスポーティな印象です。特に、Bピラー付け根のボディがサイドガラスに食い込んでいる「シャークフィン」が全体のアクセントになっています。

ボディサイドのもう1つの見どころは、フラッシュサーフェス化された前後のドアハンドル。キーを持ったまま3mまで近づくとリトラクタブルドアハンドルがせり上がり、1.5m以内になると自動で解錠。走り出して10km/hになるとハンドルが収納され、走り終わって車両から2m離れると自動でロックされるという至れり尽くせり感。これならネイルサロンに行ったばかりの奥様も、気を使うことなくスマートにドアの開閉ができそうです。

次のページ>>ダイヤ型の意匠に溢れるインテリアは隠しダイヤ探しもできそう

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