1979年登場の「CB750F」でバイクに目覚めたという昭和40年代生まれの男子も多いのではないでしょうか。レーサー直系の748cc空冷4ストローク4気筒DOHC4バルブエンジンは最高出力68psを9000rpmで発生。「スポーツバイクのエンジンはDOHCで、1気筒あたり4バルブでなければならない」という昭和50年代以降のトラウマを決定づけたエンジンと言っても過言ではないでしょう(あくまで個人的見解です)。
他にもフロントダブル、リアシングルのディスクブレーキや、4into2集合マフラー、ジュラルミン鍛造製セパレートハンドルなどを備えるCB750Fですが、デザインについても画期的で、タンクからサイドカウル、そしてテールへと流れるようにつながる「インテグレーデッド・ストリームライン」は、クラシックなバイクと決別し、現代のバイクへと連なる革新的デザインだったと、あらためて感じます。
また、繊細な空冷フィンや2本のカムシャフトを主張するようにそそり立つカムカバーなど、エンジン単体で美しさを感じさせる造形となっています。
当然のように「CB750F」は大ヒットモデルとなり、当時750ccバイクの月販台数が数百台だった時代に、多い時には2000台が売れたと言いますから、巨摩郡が欲しがったのもうなずけます。
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