さようなら平成のFR、現行BMW 1シリーズにお別れちょい乗り
掲載 更新 carview! 写真:編集部 1
掲載 更新 carview! 写真:編集部 1
足回りは終始硬めでしたが、電子制御のアダプティブMサスペンションゆえでしょうか、ホールドのいいシートと併せて、腰にドシンとくるような不快な衝撃は上手く吸収してくれているようでした。しかし、前席はいいのですが、後席に座ってみるとやはりちょっと家族の評判としては、あまり前向きなものとはならなさそうな印象ではありました。
エンジンは言うまでもなく、BMWの6気筒ですから、本当に回ってるの? というくらいスムーズに軽く吹け上がります。ちょっとスムーズすぎてつまらない、という贅沢すぎる意見も出てきそうです。また、エンジン音もかなり静かで、6気筒の音を堪能するには窓を開けて周りにクルマのいない状況が望ましいと感じました。
実は、マイナーチェンジ前の“たれパンダ顔”時代の1シリーズのオーナーだったこともある編集ですが、Aピラーが太目で、交差点で視界が遮られたり、安全・快適装備が物足りなかったり、リアシートはやっぱりちょっと狭く感じたりと、いろいろ物足りないところもありつつ、そこも笑って許せる愛嬌(たれ目の顔含めて)があり、個人的に苦手だった長距離移動も快適な時間に変えてくれた、頼もしくも愛着を感じられる存在でした。
あらためて現行1シリーズに乗ってみると、もちろん元愛車とはエンジンの気筒数もパワーもトルクも全然違うのですが、全長4340mm、車幅1765mmという使いやすいボディサイズや、豪華すぎないインテリア、気軽に使えそうな素っ気ないラゲッジなど、ハッチバックモデルとしての親しみやすさを再確認できたちょい乗りとなりました。
平成のFRから、令和のFFへ。BMWにとって、“最初のコンパクトFFハッチバック”となる、次期1シリーズがどんな魅力をまとって登場するのか、期待と不安を抱きつつ、楽しみにその登場を待ちたいと思います。
次のページ>>スペック
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
「印象ダウン」なATと快適性 新名称で再出発の韓国ブランド KGMトーレスへ試乗
黄金のスワンボートからスーパーカーまで!「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023」のバラエティに富んだ会場を紹介します【吉田由美のCCL】
ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
トヨタ・ランクル250《先読み購入ガイド》
愛車の履歴書──Vol33.宅麻伸さん(後編)
ハースF1前代表のギュンター・シュタイナー、今度はF1マイアミGPのアンバサダーに! パドックの人気者は引く手数多
フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix 東京・有明ビッグサイトで搬入中のコースに潜入/3月27日
待望の母国レース、フォーミュラE東京E-Prixに挑む日産「まずはその迫力、音を好きになってもらいたい」
元祖高級ミニバン日産エルグランドが一部改良! アラウンドビューモニターなど標準装備に
ついに終了が正式予告された現行「GT-R」。次期型の運命は4つのパターンが考えられる!
ソフトトップから春の“そよ風”を フィアット 500Xに150台限定車
スバル ソルテラで550km長距離ドライブ 走りや充電…使って感じたあれやこれ
新型「キックス」に続き「ジューク」の日本導入に期待! 3年以内に電動モデルとして復活も!?
「ヴェゼル」がオフ顔の新グレード追加で「クロストレック」や「WR-V」の競合車になる!
次期「ハイエース」はこれでいいじゃん! 欧州トヨタの「プロエース」シリーズが色々イケてる
超高級ミニバン「レクサス LM」に待望の6人乗り! GW明け発売で予想価格は約1400万円
「アクア」が4月にマイチェン予定! ヤリスと差別化に向け上級移行。特別仕様車ラフィネも登場