現地時間1月14日NAIAS(北米国際自動車ショー)で、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバル・テクニカ・インターナショナル(STI)が、米国市場で初となるSTIの頂点「Sシリーズ」の『S209』を発表した。現行『WRX STI』をベースに、パワーユニットから足回り、エアロパーツまで専用開発した最強モデル『S209』は、群馬県の桐生工場で日産2台のペースで手作りされる。
『S209』は米国市場向けとして従来の『S208』までの2リッターエンジン「EJ20」よりも排気量の大きな2.5リッター「EJ25」を採用。吸気抵抗を徹底的に削減したインテークシステムや大口径テールパイプを採用したエクゾーストシステム、専用の大径ターボチャージャー、鍛造ピストン/コンロッドのインタークーラーウォータースプレイなどなどの装備により歴代STIモデル最強・最速の341hpを発揮する。
エクステリアにも『S209』専用に開発されたボディキットが採用されており、なかでも目をひくのは歴代STI最大幅となるオーバーフェンダーにおさめられたBBS鍛造アルミホイールに履く専用開発されたダンロップSPスポーツMAXX GT600Aタイヤ。265/35R19のサイズも歴代STIモデルとして最も幅広のものだ。外装はワールドラリー・ブルーパールとクリスタルホワイトパールの2色から選ぶことができる。
米国市場で約200台の限定販売で、気になる国内市場向けはエンジンの排気量が従来モデル同様の2リッター「EJ20」がベースになることから、今回発表された米国仕様の『S209』とは異なる仕様となるもようだ。
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