アストンマーティンは、幕張メッセ(千葉・幕張)で1月13日まで開催中の東京オートサロン2019において、初めてのブース出展を行いました。
サブブランドである『AMR』を中心に据えたブース展示となっているのですが、まずこのAMRとは何かと言うと、2017年のジュネーブ・モーターショーで発表されたアストンマーティンのサブブランドで、AMR=アストンマーティン・レーシングの略と言うわけです。誤解を恐れずに言えば、メルセデス・ベンツのAMG、BMWのMの位置づけと考えるとわかりやすいかもしれません。
アストンマーティンが参戦したレースにインスピレーションを得て、ダイナミズムとパフォーマンスを強化し、モデルラインナップを拡充させるためのサブブランドと位置付けられていて、アストンマーティンの各モデルの持つ動力性能を強化し、よりシャープなハンドリングとパワフルなデザインを与えたモデルを今後打ち出していく、という構想なのだそうです。
今回展示されているのは、そんなAMRのラインアップの中から、DB11のフラッグシップとなる「DB11 AMR」。中央縦に入ったイエローのラインが目を引くボンネットの下には、約639 psを発揮する5.2リッターV12ツインターボエンジンが搭載され、最高速度は約335km/hとアストンマーティンの量産車で現在最速のモデルとなります。
もう一台はAMRシリーズではありませんが、十分にスポーティなオーラを纏った新型「ヴァンテージ」が展示されています。510psを発揮する4.0リッターV8ツインターボエンジンにZF製の8速ATを搭載したヴァンテージの全長は4.5m以下で、DB11がGTカーなら、ヴァンテージは生粋のスポーツカーと言えるでしょう。
スタイリングもそれまでのアストンマーティンの少しクラシカルとも言えるスタイリングと違っていて、鋭すぎないコンパクトなヘッドライトや、より多く空気を取り込もうとするかのように大きく口を開けたフロントメッシュグリル、そしてテールゲートをぐるりと取り囲むように配置されたスリムなテールライト、全身筋肉の野性的なハンターのようなスタイリングなど、個性的すぎる新世代のアストンマーティンを感じさせます。
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