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パリMSで聞いた「DSオートモビルズ」が日本のマーケットを重要視する理由

パリMSが10月4日から14日まで開催されました。開催国フランスのメーカーとドイツのプレミアムメーカー以外のブースはなんだか寂しい感じで、日本では注目度の高い「スズキ ジムニー」や、欧州初展示となった「レクサスUX」、パリMSがワールドプレミアの場となった「カローラツーリングスポーツ」のまわりにさえあまり人がいませんでした。一方でプジョー、シトロエン、DSオートモビルズ、ルノーなどの地元メーカーのブースは常に人がごった返していて、フランス人の自国愛を思いっきり目の当たりすることとなりました。実際に街中ではあまり日本車を見ることはありませんでした(タクシーではそこそこ見るんですけどね… このあたりはまた別の機会に)。

そんなフランスメーカーのエライ人に直接話を聞く、という貴重な機会をいただき、短い時間でしたがインタビューしました。最初に伺ったのはDSオートモビルズのエリック・アポド副社長です。

―今回のパリMSで「DS3 クロスバック」をワールドプレミアして、「DS」のラインアップは「DS 3」、「DS 3 クロスバック」、「DS 4」、「DS 5」、「DS 7 クロスバック」の5本立て(中国専売モデル除く)となったわけですが、今後の展開はどう考えているのでしょうか?

―エリック・アポド副社長(以下アポド副社長)
「DS」にとっては「DS 3」、「DS 4」、「DS 5」はいわゆるセダンのような位置づけで、「DS 3 クロスバック」、「DS 7 クロスバック」はSUVとして揃いました。今の所これ以上ラインアップの拡充は考えておらず、それぞれを充実させていく予定です。

―日本のマーケットをどのように見ていますか?

―アポド副社長
日本にはこれまでに何度も訪問していますが、私は本当に日本が好きです。日本のマーケットは非常に難しく、それはお客様のこだわりの強さや要求の高さなどから感じます。一方でそれは「DS」ブランドが目指すものと合致していて、ゆえに日本で成功することは我々にとってとても重要であると考えています。日本のDSチームは実行力が高いのでとても信頼しています。今現在、東京都内に店舗を出す準備をしていて、とても楽しみにしています。

インタビュー中、日本のチームの行動力はとにかく素晴らしいと3回くらい同じようなことを言っていて、他の国では苦労しているのかなと察したり…。 物腰が柔らかく、常に相手を気遣うところなど「超」がつくほど紳士だったアポド副社長。本当に日本が好きなようで、次回の訪日をかなり楽しみにしているようでした。最後にこんな事を聞いてみました。

―人生で影響を受けたクルマを教えてください。

―アポド副社長
1台では足りないので何台か言わせてください。特に思い入れがあるのは、母親が乗っていた1955年製のシトロエンDS19です。同じくシトロエンのSM、それからプジョー 404、504クーペ、406クーペ、205GTI、そしてDS7 クロスバックです(ニヤリ)。あえて言うとメルセデスのGクラスもですね。

ルーツに自国愛の強さとクルマ好きという親近感を感じつつ、2014年に出来たばかりの新ブランドをどう攻めていくかという情熱を、穏やかな見た目の奥にメラメラと燃やすアポド副社長でした。

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