フェラーリ512BBi、テスタロッサ、190Eと振り返る昭和の思い出
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
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前出512BBiの後を受けて1984年(昭和59年)10月に登場したV12搭載ミドシップフェラーリが、このテスタロッサだ。記憶によればテスタロッサの登場で日本中(の主に男性)が湧いたのはもっと最近のこと、1990年(平成2年)頃だったような気もするのだが、おっさんの記憶など本当にアテにならないものである。なんでもかんでも「つい最近の出来事」に思えるようになったら、あなたも立派な中高年だ。
それはさておきテスタロッサ欧州モデルの公称最高出力は390psで、日本および北米仕様は380ps。インジェクション化で腑抜けてしまった512BBiに落胆していた男たちは、真紅に塗装されたカムカバーを伴って登場したテスタロッサに熱狂した。
熱狂した男の一人が、元プロ野球選手の清原和博氏である。
1985年(昭和60年)に西武ライオンズに入団した清原氏は、翌年には19歳にしてBMW635CSiを購入。そして1988年(昭和63年)には「男の夢」たるフェラーリ テスタロッサを購入した。弱冠21歳だった。推定年俸は3000万円であった。
その後、1990年(平成2年)3月の「不動産融資総量規制」をひとつのきっかけに、いわゆるバブルが崩壊し、テスタロッサの相場も崩壊。そして清原選手(当時)もその後、いろいろあった。
だが昨今、世界的なネオクラシックカーブームを背景にテスタロッサと、その後継モデルである512TRの中古車相場は再び高騰している。清原和博氏も何らかの道で復活し、そして「高騰」することを、わたしは陰ながら祈っている。
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